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雑感 20 変人、やんごとなき方々について、考えてみた

 やんごとなきお家のお嬢様が、ご結婚あそばされたそうです。おめでとうございます。末永く、お幸せに。

つい最近まで結婚反対の意見があると言ってたのに、今や国民総祝福状態(の報道)。
やんごとなきお家のお嬢様でも、一人の大人の女性ですから、ご自身で決められた事に、とやかく言うつもりはありません。

 今日は、やんごとなき御方について、私が考えた事を書きます。とんでも説に限りなく近い内容です。
予め、申し上げておきます。お読みになっても信用なさらないでください。(端からあんたの話は信用していない。それが良ろしゅう御座います。)

 そのやんごとなき御方は、一言で言えば、『お供え物』、『生贄』、『人身御供』と考えています。
ひと昔前なら、不敬罪。今でも名誉棄損罪。?で捕まりそうな一言ですみません。
それを説明するには、今なさっている”お努め”の一部と、成り立ちについてお話ししなければなりません。

何のために、あの御方はいらっしゃるのか。
国民統合の象徴。国の代表者。国の政治、行政最高運営者や法律の許認可権保持者。(合ってますか?)

勅令(ちょくれい)とは、天皇・皇帝・国王などの君主が直接発する命令・法令のこと。
日本においては、法令の一形式で、天皇が発した法的効力のある命令を指す。
対して勅許(ちょっきょ)とは、天皇の許可を指し、勅令による免許を意味する。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 08:31 UTC 版))

他に、神をお祀りする最高祭祀者。
お努めされる事、主要なもので24種類あるそうです。(宮内庁HPより) そのうちの『四方拝』、、、
1月1日、早朝に天皇陛下が神嘉殿南庭で伊勢の神宮,山陵および四方の神々をご遙拝になる年中最初の行事
『この世で起こる様々な困難は我が身を通して下さい。全て私が引き受けるので、国民をお守り下さい。』'---舞の道HP(https://mainomichi.com/)より
やんごとなき御方のご先祖様が、ご自身からおっしゃったのなら、誠に有難い事です。
でも、まわりの人や権力者が、
「いつまでもそうしなさい。子々孫々までそうしていなさい。その代わり、何も心配はいりません。特別扱い致します。」
と言って始まったものだとすれば、、、、、【なんとお可哀そうな、、、】

崇神天皇の御代、疫病の流行で国民の約半分が亡くなったそうです。
大物主神の子孫にあたる大田田根子に、三輪山の大神神社に大物主神を祭らせたところ、疫病が収まった。と言います。
この頃の疫病は、「誰かの祟りか、神が怒っている。」と同じ事。「御慰めしないと、、、」となる訳です。大雨や台風、地震、火山の噴火も同様。
ここで、【ん?】となります。
やんごとなき御方と、大物主神の子孫にあたる大田田根子。それと崇神天皇。【入れ替わってるっ?!】
万世一系だよ。って言ってたり、、、大物主神って、誰?、、、その子孫の大田田根子がやんごとなき御方の祖先?、、、
この辺は諸説入り乱れており、本当の所、正確な所は誰にも分りません。もしかしてやんごとなき御方の御一族はご存知かもしれません。

昔々、神々の中の神と言われる(?)男の人がいました。土木工事(国土開発)、舟運(流通経済)、武力(防衛力)に秀でた才覚。その人には、五穀豊穣、天候予測、病気快癒の達人の女の人が連れ添っておられました。
その御方たちを騙し、裏切り、死に至らしめ、一族を辺境地へと追いやり、権力を奪取した勢力がいました。
しばらくの間は良かったのですが、天変地異、疫病蔓延で人口半減。【あ~、、、祟りだ、、、】
で、御方たちの子孫を見つけ出し、世話をし続けていたその地の人達と一緒に、迎え入れ、【あの時はゴメンね。ちゃんと面倒見るからさ、祀っててよ。】
その御方たちは、後世「素戔嗚尊」「浦島太郎」「猿田彦」とか、「羽衣天女」「神功皇后」「ひめこそ」とか、呼び方は数あまた。て言うか呼ばれていたり、いなかったり。
御方たちの子孫と取り巻きの移動を”神武東征”と言う物語にしたり、その御方たちの故郷から御霊(一族込み)をお迎えし「伊勢神宮」と称したり、、、
連れてきた方の人達は『粗末にすると、また祟られるぞ。』と、大事に大事にされました。
でも、後年日本で唯一、貴族と呼ばれる一族の方々が権力を掌握すると、都合の良い所は継承し、都合の悪い所は改変し、つい最近まで続きます。(天照大神が女性に代わったとか、、、)
やんごとなき御方が、人の前に出る事はありませんでした。御所の奥の部屋で御簾の向こうに居られ、直接言葉を交わす事すらできませんでした。
人前に出る様になったのは、ほんの150年前からです。それまで一般庶民には、存在は知ってても普段の関りはありませんでした。

『粗末にすると、また祟られるぞ。』は、”その御方は、大事にすれば世の中を平穏にしてくれる ちからをお持ちだ”となったりします。
世の中、「能力は父親譲り、性格は母親譲り」みたいなところがありませんか?もちろん逆の場合もありますが。
なので、”男子直系!女系〇〇はダメ”とおっしゃるのは、そういう概念からなのかもしれません。

日本に住むありとあらゆる人の為に、
『この世で起こる様々な困難は我が身を通して下さい。全て私が引き受けるので、国民をお守り下さい。』
と、お祈りしてくださり、限られた自由しか持てないがおいでて下さる。男の人であろうが、女の人であろうが、どちらでもいいのではないでしょうか。
そうして貰わないと、『この世で起こる様々な困難』は、すべて国民に降りかかってくるのです。
『粗末にすると、また祟られるぞ。』と思っちゃうし、大事に大事にしないといけないのです。

諸外国の王が、最高位の財産や土地所有者、権力者みたいなものに対し、あの御方には、所有や権力は持たれてはいません。
なので、「こうして欲しいなあ~」と思っても『あ~しなさい。こうしなさい』とは言えません。全て『希望します』です。
【あ~して、こ~して。って言っちゃうと、”ハイ。交代”ってなっちゃうんです。】

『お供え物』、『生贄』、『人身御供』の意味が、少しはわかって頂けましたでしょうか。

ねっ、とんでも説でしょ。信用しないでください。「端から、信用しとらんわいっ!」で、結構です。所詮、人の持っている事の一つ二つを覗いて、あ~でもないこ~でもないと言ったところで、32面体のサッカーボールの六角形一つの話でしかないわけで。

不敬で変人の、やまとやじろべえ でした。
では、また、ごきげんよう。

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