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雑感 161 魔女裁判 その後
雑感 161 魔女裁判 その後
元H県知事S氏は、魔女裁判の途中で失職され、この度再選されました。
報道バラエティーでは、「マスコミの惨敗」と話されてましたっけ。
魔女認定をしたマスコミの反省かと思いきや、「今回、選挙民の投票が、既存マスコミの言う事を信用しないで、玉石混交のネット情報に惑わされた。」とおっしゃったとか、、、
そのネット、候補者の一人であるT氏(N国)さんや、Nさん(YOUTUBE大学)の事をおっしゃりたいのだと感じました。
「ネットは嘘ばっかり言いやがって。」とは言わず、「ネットの情報には、真実も嘘も混じっており、何が本当か分からない。」と付け足し、御自分達は正しい報道を心がけていると言いたかった様です。
今回のH県知事の件、魔女裁判と断頭台からの蘇り( 選挙)、大きく二つに分けられるような気がします。
魔女裁判は、既存の県政内の”既得権益”を、他の看板に着けかけようとしたS氏と、既存権益死守の県職員と議会議員、それに乗じた報道の茶番。
選挙自体は、茶番のシナリオ継続を進めた方々と、N国党T氏らが暴露した”自タヒされた方の素性”に呆れた有権者との争いとなったのだと感じました。
H県の既得権益って、、、
県職員定年退職後の再就職やら、県庁舎建て替え費用増し増し全部乗せやら、いろいろあったようですね。
定年退職後の再就職は悪い事だとは思いません。天下りと言う言葉になると悪事になってしまう事に違和感があります。
県庁舎建て替えも、耐震強度に問題があるのなら是非もなく、増し増し全部乗せもそれで県内企業が潤うなら、良いんじゃないかとも思います。
県民の福祉に予算を付け替えようとしても、レクサスやBMWを購入する人が、他の誰かに変わるだけかもしれません。
リーダーの一番重要な資質って、調整能力だと思うのです。強権発動のリーダーシップではありません。
誰かを懲らしめて、他の誰かの喝采を得るのはパフォーマンスでしかない事は、10数年前の政権交代で皆さん、ご存じですよね。
水戸黄門の印籠よりも、大岡越前の三方一両損の方がまだましです。
ありとあらゆる意見が出尽くすまで聞き、最大公約数となる計画を選択し、一部例外もどうにかしようとする余地も残すのが良いのではないでしょうか。
万人が納得する案などこの世に存在しません。
より良い世の中とは、誰もが等しく損(負担)を受け持つことだと思うのです。
等しく利益を得る事は見えませんし、感じる事は出来ないのです。
水や空気と同じかも。
S県知事さん、誰かを悪者にするのではなく、誰かを優遇するのでもなく、見捨てられたと誰かを怨むのではなく、その優秀な頭脳を駆使して、より良い県政を進められることを祈念します。
今回の魔女裁判(また再開したらしいですけど、、、)で思った事でした。
やまとやじろべえでした。
ではまた、ごきげんよう。