【私の仕事】エンジニアやIT業界でよく目にする質問の回答を考えてみた
こんにちは。すうちです。
下記、たまたま目にしたIT業界に関する記事です。
ITエンジニアの仕事内容・なり方・年収・資格などを解説 | 職業情報サイト キャリアガーデン (careergarden.jp)
今回は、私なりのフィルタを通して質問の回答を考えてみました。
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タイトル画像:ただ話を聞く人さん
はじめに
以降、自身の経験の範囲(知人含む)で書いた主に組込み業界の話です。
過去に職種としては、製品開発やマネージメント職を経験してます。
少し偏りあるので、参考程度に読んで頂ければと思います。
エンジニアの仕事内容
Q1: エンジニアの1日は?
私のある1日
日により差があったり入れ替わりはありますが、大体こんな感じです。
頭で考える作業は、朝にやるようにしてます。
理想は17:30までに仕事を終わることですが、忙しい時期や納期がせまった時はどうしても残業でカバーする状況です。
ちなみに、通勤時は読書や調べもの、noteを読む時間にあてています。
余談ですが、昼休憩に20分ほど寝てます(昼寝の有無で午後の集中力や効率が変わるので…笑)
Q2: 常に机でプログラムを書いている?
ある1日を見て頂いた通り、ずっとプログラムを書くよりは、調査や打ち合わせなどそれ以外の時間が多いです。
もちろん、開発序盤などモノがないと何も進まない時は集中的に丸1日プログラムを書く日もありますが、結構まれです。
あと、私が経験した会社は、新人時代を除いて日報はなく週報で進捗を共有する流れでした。
Q3: 開発の仕事は、数学ができないと厳しい?
会社や業務によると思いますが、数学の知識はあった方がよいですが必須ではないと思います。
例えば、コーディングやテストだけやる際はそういう知識がなくても業務を進めることはできます(要求のモノを作ったり、結果を出せばよい)。
ただし、例えばデータ分析等をやる場合は、数学や統計の知識がないと厳しいです。
新人時代、組込みのドライバやハードウェアに近い層の開発をやってた頃は数学の知識がないと困るようなことは余りありませんでした。
今はデータ分析やAI開発にも関わり数学の知識は必須なので、思い出し、学び直し??ながら業務をやっています。
働き方・ワークライフバランス
Q4: コミュニケーション能力は必要?
必要です。チームメンバや上司、顧客と会話したり。意見を出し合って方向性を定めたり。目的の成果を出すために必須の能力と思います。
(これは個人的な意見ですが…)いくら能力が高い人でも一緒に働くのが厳しいと感じたり、お互いの意思疎通が難しい人は、避けたい気持ちがどうしても出てくるので長い目でみて損だと思います。
やはり人間だし感情があるので、付き合いずらい人よりは、仮に能力は少し期待を満たさなくても、一緒に働きやすい人の方が選ばれるのではないかと思います。
Q5: 休日出勤や残業が多い?
会社の職種や業務によると思います。私が最初の会社でマネージメント業務をやってた時は、残業や休日出勤は多かったです(月40~60時間の残業は当たり前)。
最初の会社を除くと(2回の転職では)休日出勤はほぼないです(過去5年以上で数回程度)。
ただ、残業は忙しい時期や納期前は今もあります(月20~40時間前後)。
ちなみに、エンジニアの給与は平均的なサラリーマンよりは高い(首都圏はリンク記事にもあるように500~600万台)とよく言われますが、仕事の拘束時間は長めかもしれません。
Q6: 35歳定年説は本当?
最近はIT業界の人手不足もあり、実際はそんなことはなく言葉が独り歩きしている気がします。
ただ、ひとことでエンジニアといっても様々な職種があり、プロジェクトマネージャーやリーダ的なポジションだと開発から遠ざかる(コーディングや実作業をやらなくなる)という意味ではそうかもしれないですが、最近は技術職を続けられるポジションも会社にあったりするので(特に外資はジョブ型雇用)本人の意思と選択次第で年齢関係なく開発に携わることもできます。
あと、エンジニアとして活躍するには、新しい技術(必要な技術)を都度学んでいかないといけないので、そのモチベーションを維持できるかも関係すると思います。
エンジニアになるために
Q7: エンジニアになるため必要なスキルや資格は?
必須の資格というのは特にないです。(私は偉そうに言える立場ではないですが)明確なエンジニアの資格は、JDLAのE資格しか持ってません…
単に資格はその人が資格範囲の知識があることを示すものであって、実践で働く能力は、また別の話と個人的に思っています。
というのも、私もE資格を取った当初、AIの概念や前提知識はふわっとわかった程度で、勢いで参加したAIハッカソンでは、ほぼ何もできない状態で結構ツライ思いをしました。
その後も勉強を続けたり、実際に自分で作ってやっと学んだことの意味が理解できたという経緯があります。
会社の評価や就職時に資格保有をアピールする手はあると思いますが、個人的には小さくても良いので実際にモノを作った経験や実績を語る方が(自分が面接官の立場で考えても)相手に伝わりやすいと思います。
Q8: エンジニアは理系の仕事で文系には無理?
これも関係ないですね。私が関わったエンジニアの方々も色んな経歴の人がいました。
もちろん、理系出身の人は多いと思いますが(直接皆に確認した訳ではなく話の中でそうだと感じた程度)、文系出身でもセンスのある人や仕事ができる方も沢山いました。
個人的にかなり特殊と思った例では、元々プロボクサーを目指していたけど途中でキャリアを見直して勉強してエンジニアになった方もいました(文系というより体育会系かもしれませんが…)
私がエンジニアになった20年以上前と違い、今は学べる環境も多くあるので、本人の強い意思さえあれば、エンジニアとして働く道やチャンスは色々あると思います。
補足:
今回記事で触れた内容の一部深掘りした話は、以前noteに書きました。
最後に
仮に、子供が将来「オラはエンジニアになる!!」と言ったらどうするか…
「新しい事に興味があったり自分で作ることが楽しいなら良いと思うよ」と答えるかなと思います。
昔経験した炎上案件や納期前に予定より仕事が進んでない時の精神的な緊張感やプレッシャーを考えると、それを子供に経験させたいかは正直微妙な所もあります。。。
ちなみに私事ですが、6月にリリースを控えていて最近は気持ち的に落ち着かない日々です(先週は余裕なく、noteも余り読めませんでした…)。
仕事なので楽しい面だけじゃないのは当然ありますが、それでも総合的に考えてマイナスよりプラス面が多いので、今もエンジニアを続けています…笑
エンジニアの職種に興味ある方、これからエンジニアになる方に何か参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。