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【エンジニアの転職】 ひとことで転職と言ってもその手段はさまざま、私の周りの事例

こんにちは。すうちです。

休日は何か用事がないかぎり基本インドア派ですが、先日前職の同僚と3年ぶりに外で会う機会がありました。

その時の話題で「〇〇さんがどこに転職した」など情報交換する中で、私の周りは定期的にキャリアを見直している人が多いことに気づきました。

今回は、私の周りの人達(昔の同僚や知人)を思い浮かべつつ、いくつか転職事例を書きたいと思います。

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※タイトル画像:出雲千代|デザイナーさん



リファーラル採用

リファーラル採用は、転職先の社員の紹介や推薦をきっかけにした転職です。企業側は社員が認める人物にコンタクトでき(対象者のスキルや人柄など事前に知れる)、採用コストをおさえて人材を獲得できるメリットがあります。

数えてみると、私の周りではこの割合が一番多かったです。

前職の会社で、ある日、社外にも名が知られる方が退職(転職)しました。それから1年の間に、私の同僚や一緒に仕事をした仲間がポツポツ「転職する」と言って会社を去って行きました。

あとから聞いた話ですが、最初に退職した方が転職先のプロジェクトで人手が足らず、前職の人達に声をかけて引き抜いていたそうです(ちなみに、私には声はかかりませんでした…笑)。

リファーラル採用は、会社によって採用基準は違うと思いますが、その紹介する社員にある程度の決定権がゆだねられたり選考の一部が優遇されるなど、一般応募に比べて入りやすいと聞きます。

私は冒頭の方とほぼ面識もなく、転職する話を聞いても「へえー」くらいしか思ってなかったですが、将来何かの縁につながることもあるので、もし、また一緒に働きたいと思う人であれば、連絡先はお互い交換しておくのが良いと思います。


ヘッドハンティング

最近、この目的に特化した転職サイト(ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトなど)やSNSの発信をきっかけにスカウトされたという話も目にします。

私の周りでは、いわゆる公知情報を通じてヘッドハンティングで声がかかる人達がいました(数えてみると、リファーラル採用の次に多い割合)。

そういう方たちの共通点は、特許や論文を多く書いてたり、学会発表や技術イベントなどでプレゼンするなど、社外にも認知されやすい条件があったと思います。

ヘッドハンティング側の視点を考えると、企業からの依頼で条件に見合う人を探す場合(転職活動をしてない人もいるので)、前述のような公知情報から辿ったり、検索して目に触れる情報は優先されると思います。

特許や社外プレゼンなど、忙しい人にとっては負担にしかならないと考える人もいるかもしれませんが、将来的な名前を売る視点で考えると少しだけモチベーションも変わるのではないでしょうか。


エージェント経由(転職サイト)

振り返ると、周りはリファーラル採用やヘッドハンティングが多かったですが、私が転職したパターンは(2回とも)こちらです。

自ら転職サイトに登録して、エージェント経由で候補の企業を紹介してもらいました。

ただ、こちらは自力で何とかする感(それなり負担)が大きいです。エージェント経由で転職する際も少しでも可能性ある企業の選定に時間を取られたり、試験対策や企業分析など準備も必要です。

少なくとも、私のお世話になったエージェントは結構ドライで、情報は提供するのであとは自力でがんばってください的なスタンスでした(会社や担当者によって、親身にキャリアプランや希望の相談をしてくれる所もあると思います)。

ただ、これはエージェントも採用につながっていくらの世界なので、ある意味仕方ないとも思えて、それに物申したい訳ではなく、できればリファーラル採用やヘッドハンティングで転職できると個人の負担は少ないと思います。


最後に

最初の転職は30代後半で半年活動しましたが、40代の転職は2ヶ月ほどでした。

2回目は多少慣れもありますが、両者の違い(活動期間の差)を考えると、転職前の意識の違いはあったと思います。

それは、目の前の仕事の実績やスキルが社外でも活用できるか否かの意識です。

最初の転職は、直前に慌てて準備を始めたのもあり、社外にアピールできるものは少なかったと思います。2回目の転職前は、先のキャリアを見据えて仕事以外の分野も早くから勉強したり、社外向け発表など実績を作るため意識的にチャレンジしたこともありました。

そういう意識の違いや第三者にアピールするわかりやすいモノがあって、結果に差が出た所もあるかもしれません。

転職は意識の持ち方や将来的な準備でスムーズに進められる点もあると思いますが、一方で募集タイミングなど縁の要素も無視できない気がします。

余談ですが、現職に転職した後「なぜ採用されたのか?」聞いた所、たまたま募集要件と自分の経験がハマったという理由でした。仮に転職活動の時期が少しずれていたら、、、今もやっていたり?? それは考えないことにします…笑

私も転職活動では書類選考すら通らなかったり、面接途中で見送りになって落ち込んだことも多くありましたが、採用されなかった企業は単に縁がなかったと割り切っていました。

次に向けて早く気持ちを切り替えるのも転職活動を乗り切るコツだと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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