解散とか関係ないよね
6月になって書こうと思ってたのに結局過ぎてしまった…。 今年2月に解散したTEDDYの "20170607"を紹介したい。
一度聴いたら忘れられない歌声と、王道のギターロックが印象的である。自分もライブハウスで見てその場でCDを買ってしまった。
このアルバムは現実と夢の狭間がとても感じられる一枚だ。弱さを持ちながら前進していく様子や、個性の在り方に迷う様子を描いた曲から、中盤では物語のような2曲が続く。
爽やかな夏を想像させる"渚に生きる"、また違う陰の雰囲気を持った"Actor"の2つの物語である。個人的に裏で動くギターが好きだ。
そして最後の曲で夢から覚める。アルバムの中で最も優しく歌われている印象を持つ。日々更新される毎日で何かを失う代わりに何かを得る、その中で一番大切なものに辿り着ける未来を切望する秘めた力強さがある。
TEDDYは解散してしまったが、それぞれがまた大切なものへの道を歩んでいる。
解散しても曲として存在し続けるということは、まだまだそのバンドを好きになる人は増え続けることだと思って、、紹介できてよかった。
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