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怖いことを聞いた気がする
こんにちは、亀山です。
先週の記事にも書いた通り、体調の悪化が著しかったので病院に行ってきました。
救急搬送された時に対応してもらったのは循環器内科ですが、明らかに足が腫れて痛かったので外科のドクターに診てもらおうと考えました。さて――
症状的におそらく整形外科ではありませんし、予約が取れないことで有名な形成外科ではいつ診てくれるか分かりません。主治医のくせにもう治療することはないと終診している血管外科に駆け込むことにしました。経過はチェックしているからいつでもおいでと言ったのは向こうですからね。
狙い通り当日予約が取れました。はじめましてのドクターが、僕の足を見た瞬間に診断を下します。
「ああ、膿が溜まってますね」
「え!?」
なんと、僕の持病とは全く関係なかったのです。
「今日来てくれて良かったです。処置しないと絶対治らないものなので」
「……そうですか」
「あとで検査にかけますが、とりあえず開けて膿を出してしまいましょう」
簡単に言ってくれますが、数ミリでも切開して膿をかき出す処置は激痛です。局所麻酔の注射も打ってくれますが、炎症している組織ほど麻酔は効きにくいらしく、痛いところは痛いままです。
しかし僕、この手の処置に慣れすぎて、小さな悲鳴を上げながらも脱力して深呼吸する対応を看護師さんから褒められました。
「ちなみに最近海外行ったり、変わったもの食べてお腹壊したりしませんでしたか?」
「いや……いつもと違うところに行ったのはお墓参りくらいですね」
「うーん。あり得るかなぁ」
一番可能性の高い原因は、お寺でヤバい虫に刺されたことになりました。
「明日また診て大丈夫そうならあとは自分で傷口洗ってもらいますね」
抗生物質を処方された翌日、もう1つポコッと腫れができてました。怖いよ~。
そしてまた激痛の処置の最中に言われました。
「他にもポコッとできたら土日でも連絡ください」
やはり血管外科を頼ったのは正解でした。それなのに!
週末にまた腫れと痛みが出てきたから病院に電話すると、当直のドクターからお断りされてしまいました。
「月曜に予約しているなら月曜まで待てませんか?」
そろそろ膿を出した箇所から痛みが引いていくことが体感できていたので、本当に一晩が長かったです。
翌朝、ウチの若いのが失礼しましたと言わんばかりに「昨日電話くれたんですね」と確認されて3つ目の腫れを切開しました。
「培養検査の結果、膿の原因は××××でした」
……知らない単語のヒアリングができません。
「今まで飲んでいた抗生物質が効いていないので薬を変えますね」
「はあ……?」
「見た感じこれ以上腫れてくることはなさそうですけど、もし症状が悪化した際は皮膚科の方が専門的に対応できると思うので連絡してみますね」
血管外科はさすがのフットワークで当日の紹介枠にねじ込もうとしてくれましたが、皮膚科の方がそうもいかずに2日後の予約となりました。
その日の午後、家族に経過報告したところ臨床検査技師の資格を持つ母が僕の聞き取れなかった原因菌にピンときました。
「もしかして××××?」
「ああ、そんな名前だった気がする」
「そりゃ効かないわ」
「……え、もしかして結構ヤバい奴なの?」
「いったいどこで拾ってきたのって奴ではある」
お寺で拾ってきたんでしょうかね……?
ちなみにこの間、僕は仕事を休んで寝込み続けています。車椅子ユーザーのスタッフから足が痛いと言われたら、そりゃ上司は体調優先でいいって返しますよね。
確かに足が痛くて動けないんですが、逆に痛み止めを飲んで安静にしていれば元気でもあるので、ずっとベッドの上で動画ばかり見ていることに罪悪感を覚えます。せめて原稿を書ければいいんですけど、パソコンに向かうのも厳しかったので、ねえ……?
ひとまず執筆のリハビリとしてスマホで近況を書いてみました。この後も皮膚科の先生とバチバチでしたが、続きを書くかどうかは体調次第です。