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統計から見えてくる東部地域の姿 Vol.2(令和3年3月 ふじのくに少子化突破戦略の新・羅針盤)
ふじのくに少子化突破戦略の新・羅針盤
本県では、「県民幸福度」の最大化を目指す上で、理想の姿の具体的イメージを描いております。
その一つが「自分が望む数の子どもを生み育てられる社会」であり、目指すべき方向性として「合計特殊出生率※の向上」を本県の新ビジョン(総合計画)に位置付けています。
国が令和2年7月に県内の市町別合計特殊出生率を公表したことから、本県では、合計特殊出生率に影響を及ぼす要因を分析し、「ふじのくに少子化突破戦略の新・羅針盤」としてまとめました。
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今回は、「ふじのくに少子化突破戦略の新・羅針盤」から、東部地域局管内の姿を見てみたいと思います。かなり情報量が多く、専門的な分析も行われているため、今回は内容を抜粋して紹介します。
興味を持たれた方は、下記HPにおいて本編等のファイルのダウンロードができますので、ぜひ、そちらをご覧ください。
※合計特殊出生率
「15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの」として定義され、一般に「一人の女性が一生の間に生む子どもの数」と解釈されています。本調査では、「期間合計特殊出生率」を用いて分析しています。
詳細は、「ふじのくに少子化突破戦略の新・羅針盤」参考資料(PDF:1,156KB)を御覧ください。
分析の全体像
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「ふじのくに少子化突破戦略の新・羅針盤」(第2章:合計特殊出生率「見える化」分析 P.11)から抜粋
合計特殊出生率に影響を及ぼす「5つの地域力」
図2-4の「分析2 主成分分析」(緑色の枠内)にあるとおり、23の社会経済指標を5つのグループに区分し、分析で求められた数値を「地域力」としています。「地域力」は県平均を5とし、0から10の数値で表されています。)
注:各市町の課題を検討するにあたっては、各地域力が県平均よりも高いか低いかだけではなく、他の分析結果と見比べながら、課題を検討する必要があります。
5つのグループ
①地域の働く力 ②地域のにぎわい力 ③乳幼児サポート力
④子育て基盤力 ⑤家族・地域の絆力
東部地域局管内市町の地域力
東部地域局管内市町の地域力は下表のとおりです。
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「ふじのくに少子化突破戦略の新・羅針盤」では、視覚的にわかりやすくなるように、各市町別にグラフ等を用いています。ぜひ、HPに掲載されている「第3章 市町別分析チャート」もご覧ください。
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市町別分析チャートの見方(第3章:市町別分析チャート(PDF:1,036KB)から抜粋)
今回は、「ふじのくに少子化突破戦略の新・羅針盤」から東部地域局管内の姿を見てみました。
今後も、様々な統計データを紹介していきたいと思います。