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トクトメノコト ④

2024/8/1 人生の先輩と

昨日は行政書士法人会という全国の行政書士法人の経営者が集まって研修会をするという年2回のイベントがあって、それに参加していた。
その法人会でもたくさんの学びはあったのだが、今日の記事はその番外編の話。

私には行政書士の先輩でもあり人生の先輩でもある、姉のようにめちゃくちゃ慕っている女性がいる。
彼女は名古屋の一等地、大名古屋ビルヂングで行政書士法人を経営しているのだが、昨日の法人会にも参加していて久しぶりにお会いできた。

「絶対に紹介したかったの」と言って、豊田市の行政書士法人の代表の先生を紹介してくださり、その人もまためちゃくちゃ素敵な人で、素敵な人の周りは素敵な人しかおらんなと改めて思った。

「さて、久しぶりで話すことめっちゃ溜まってるけど何から話す~?」ってめちゃくちゃ無邪気な笑顔で、40人近く集まっていて他にも話さないといけない人がたくさん居るであろうに、当たり前のように私に時間を使ってくれることに言葉にできない想いが募る。

女性経営者と子育ての優先順位

彼女はいつも、一貫して私にこう伝えてくれる。
「子供たちの今は今しかないからね、どんなにお金を払ったって子供たちの今を取り戻すことは出来ないんだから、絶対にそれは持ってないと後悔するからね」

「でも、子供がいるから仕事も頑張れるんだよねー!でもでも、だからってさやかちゃんは頑張りすぎるから、私はやっぱり頑張りすぎないでって勝手に思っちゃう、ごめんね」と。
こんな愛に溢れたお言葉をいつもくれて、いつも私をめちゃくちゃ大きな愛で包んでくれるのだ。

だからいつも、彼女にだけは誰にも言ったことのない気持ちを素直に打ち明けられる。(というか自分でも気づいてない内面が勝手に出てくる)
どんな悩み事も彼女にかかれば全て希望の未来しか見えなくなるのだ。

彼女のそれはコーチングとかカウンセリングとかそういうテクニック的なものではなく、とにかく愛がそうさせるので、どんなに真似をしたくても私にはまだまだその技は習得出来そうもない。

子育てについて今回彼女は、子供とボードゲームやカードゲームをするといいよとアドバイスをくれた。
親を出し抜こうとして子供が戦略を立てて勝負してくる様を見ることで、自分は子供にとってそう見えているんだということが知れると。
これはぜひやってみようと思う。

介護と仕事の両立がなぜ難しいか

話題は私の親の介護の話に移る。
実は、去年ぐらいから母の介護は結構厳しい様相を迎えている。
誰にも言ったことは無かったが彼女にだから全てを話した。

「自分も親の介護の時は誰にも何も言えなかったから、言えないのはよくわかる。同情もされたくないし、傷つくことを言われる可能性の方が高いもんね。でもね、それだとさやかちゃんの目指す、女性が介護離職しなくていい仕組みを作るのは難しいんじゃない?」と言われた。

介護と仕事の両立がなぜ難しいのかというと、介護をしたことが無い人には、その状況や心情を想像することが出来ないからだ、と。
知らないんだから当たり前のことで、だから大変なんだなとは思っても適切な配慮も必要な行動も絶対に出来ないんだよ、と。

さやかちゃんは、仕事もして子育てもして介護もするって決めて、その上でそんな自分だからこそ”子育てや介護で女性が離職しないで済むヒントの一つに自分がなりたいから最後まで絶対に立つんだ”って目標を掲げて、全部やるって決めたんだから、全部をやるしかないんだよ。

そして、それを全部やるには仕組み化するしかなくて、そのためには従業員さんを含め、周囲の人や関係ない人にももっともっと自己開示して、介護を知らない人たちをどう仕組みに巻き込めるかを試行錯誤して、傷つくことばかりだけど、それを作りあげるのがさやかちゃんのやりたい事なんじゃないの?やりたいことだから頑張れるんじゃないの?

もうね、泣くかと思った。てゆうか泣いた。
ぐうの音も出ないその通り過ぎて。
やりたいことだから頑張れる、今頑張れなくなっているのはやりたいことをまっすぐにやってないせいだったんだと。

私は立ち止まらず、やりたいことを全部まっすぐにやっていく。
その道程で、彼女ほどの大きな愛も習得できたらいいな・・・

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