【ボルカルス】review🎉

基本情報

Kaijyu on the earth 第一弾!

富士の火口から突如として現れた、
正体不明の怪獣「ボルカルス」。
全身から溶岩を噴出し、
進化と成長を続けながら進路を焦土と化す無慈悲な巨体が、ついに首都東京に達しようとしている。

対する日本政府は「怪獣緊急対策本部」を設置。
市民の避難、火災の消火、自衛隊の配備、
そして怪獣の撃退方法を突き止めるための調査を行い、
起死回生の攻撃作戦を決行せよ!

arclightgamesサイトより引用

プレイ人数:怪獣1人vs防衛側1-3人
想定プレイ時間:60-80分
実プレイ時間:

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評価

※管理人(しょーだい)が怪獣役が好きすぎて
プレイの経験値に偏りがあるww 堪忍
しょーだい(怪獣役)
くわ・きっくー(対策本部役)
についてレビューしているものとして読んで頂きたい

しょーだい (コスパ:5/5)

お気に入りのボドゲの1つ!
得意かどうかでいうと人間側にメタ的な組み合わせ(2-3人プレイ時)があるので判断が難しい…
ちなみに4人でのプレイ感は分からない…
怪獣役1人vs防衛軍1-3人の非対称になっているので、
怪獣側・防衛軍側で異なるプレイ感を楽しめる!
⇧ 僕はボドゲ全般的に“すべての相手”に対して蹂躙するのが好きなので怪獣側が好き

コンポーネント◎
特に溶岩駒がかっこいい

溶岩コマ・市民/要人コマ・消防/自衛隊コマ
市民と要人で救出に優先順位が付くところも面白い!
実際はオレンジがもう少し暗めの色合い

ルールブックの読みやすさ◎
かなり読みやすい。なんならコツまで書いてある
準備のしやすさ◎

くわ

やや好き/やや得意
オススメ度8/10
面白かった度7/10
【重ゲー入門としては何もかもがちょうどいい!
リプレイ性も高めの良作】
適度な盤面把握、適度な読み合いがある

きっくー

まぁまぁ好き/ちょい苦手
敵役と守る役、お互いのアドバンテージを取り合うジリジリした戦いが楽しめるゲーム。
怪獣でも人間でも、何通りかある戦い方の内の1つを選んで戦うので、戦い方であまり悩まなくて良かった。
行動決定のフェーズは読み合いあり運ありでドキドキがあって好き。

コマがリアルで、
怪獣シュミレーションゲームって感じ

ボルカルスの駒

システム

計画立案フェーズ+砂時計

なんと対策本部側の行動の相談は怪獣側に聞かれています!
人間側の相談は怪獣側に筒抜け(もちブラフの可能性あり)
なのでそれを用いた行動の駆け引きがよりプレイに深みをもたらしてくれます!

2-3人プレイと4人プレイのボード
行動順・行動回数が異なる
ABCプレイヤーは各ラウンドで変更可
各陣営の持ち時間は2分(砂時計は1分)

【くわ】
「作戦会議は怪獣に聞こえるように行わなければならない」というルールは、ゲームをとても面白いものにしている。
意外とバチバチした読み合いのゲームの側面もあって良き
読みあいによって怪獣側の行動が著しく意味を損った例も多かった👍
⇧【しょーだい】まじで勘弁してほしい ww

各役職のデッキに特徴がある!

研究総務官   調査を進めるのに強い
消防総監    消防隊の移動と消火に強い
内閣官房長官  市民避難・予算申請に強い
                直前/直後の行動を行える←激つよ
統合幕僚長   自衛隊の行動強化・特殊冷凍弾

対策本部・怪獣のいずれも手札の引き直しが出来る
※条件は異なる
引き直しが出来るとはいえ
各プレイヤーの行動は手札に依存する為、
場合によっては思った行動が出来ない事も…
⇧【しょーだい】なんど勝利を逃したことか (´;ω;`)ウゥゥ

【くわ】
対策本部側は役職ごとに特殊なカードを持ち、共通カードでも強化することによってそれぞれ違う追加行動を行える。
それによって明らかに他の役職よりも強い行動があり、
ゲーム全体としてやるべき行動が違うのはそれらの存在する意味やリプレイ性を高めるので高評価👍
⇧【しょーだい】
役職の組み合わせによって取る戦略変わり、
ある程度想定することが可能
基本的に怪獣は後出しなので
怪獣側の戦略に影響大
やりたい行動に制限がかかったりするので地味に厄介…

レベル上げの要素

調査によってカードが強化!
対策本部側は調査によって効果が強化されるカードがある

鍵のマークに調査が到達するとアンロック

強化された効果は強力、かつ10.20.30地点でボーナスが有りよって調査は重要!

【くわ】
自軍が強化されるのはとても楽しい
カードによる行動が追加され、
自衛隊の配置や自衛隊による攻撃ができるようになるなど、やれることが増えていく

また、怪獣を研究する怪獣映画のようなロールプレイ感も◎

前半は救助や消火で右往左往しながら
チマチマと対処していかざるを得ないので、
研究を進めて怪獣に一撃を加えられたときの快感は☆

怪獣側のレベル上げはスキルツリー方式
ボルカルスの能力はゲームの進行の途中で上昇していく
その能力はスキルツリーの形式を採用している為どの能力を優先して上げていくかが勝利の鍵になる!

【しょーだい】
どの能力も捨てがたく、いつも悩むのです (^_^;)

前の2つのスキルを獲得していないと獲得できないスキルもある

残念ポイント

【くわ】
突き詰めていくとこれが強いよねというムーブが明らかに存在してしまうのが唯一の不満点
このムーブが強すぎるという意見はネット上にも…
ちなみにやりたいムーブが決まっているなら、
無理矢理高効率で回すことも出来てしまうゲームなので、
それを回すだけになりかねない。
※手札の引き直しが出来る為
⇧【しょーだい・きっくー】 も同意見

【きっくー】
アドを取り合う為、大きな差がつくと逆転はほぼ不可能。
また、ジリジリが災いして勝負がついてから終わるまで長く感じる時があってたまに辛かった。

ジリジリした戦いになる得点システム(市民コマなどで埋めていく)
ちなみに"しょーだい”的には大差で勝負がつくことはほぼない印象ではある

好きポイントでも挙げた通り戦い方はある程度決まっているので慣れるとすぐメタゲームになりお互いの行動が最適化される。
怪獣ゲームで最適化されたメタゲームをしたいかと言われると僕はノー。

コメント

短所に挙げられている効率化された動きの存在は
ボードゲームの宿命かもしれません…
ちな怪獣側では怪獣のできるメタ行動は特にない気が…
見つけられていないだけかも…
逆に言うとその程度のデメリットしかないとも言えます

また、対策本部側は3人になると

能力を活かせるタイミングが減る(行動ボード)
+相談時間が足りなくなる(砂時計システム)

のでもしかしたらメタ行動が起こしづらくなるかも…
思考時間が限られているのでプレイ時間が大幅に超えることが無いこともおすすめポイントの1つ!
ただ、最初は時間を気にしない方が楽しめると思います!

時間制限ありでプレイ(1vs1)してみましたが人間側の行動でミスが起こりやすくなりました!
人間側が複数ならもっと起きると思うので案外メタがあるくらいがちょうど良いのかも…

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【補足】

シリーズでのプレイしやすさ
1. レヴィアス
2. ゴジラ
3. ボルカルス
4. ユグドラサス

【くわ】
対処で右往左往するのが楽しいと感じたのなら名作の協力型ポードゲーム「パンデミック」がおすすめ

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