「エステック株式会社のとある1日」—社員の働き方をのぞいてみよう!
〇7:00 会社に集合!
現場で使う資機材をトラックに積み込みます。
建設業界ではよく、段取り八分と言われます。皆さんは耳にしたことがありますか?
段取りをしっかりすれば仕事の8割は終わったようなものという事で、忘れ物のないように、当日の作業内容を考え、必要な資機材を準備します。
忘れものがあると、作業が予定通りに進まず焦ったり、本来の使用方法と違う用途外使用をしたりと、ちょっとしたことでも大きなリスクの発生原因となるので職長だけでなく、全員で現場のシミュレーションをする事が大切です。
職長の指示で、必要な車・重機・材料を準備出来たらダンプなどで現場に向かいます。
ここで注意したいのが、荷物の積み方です。
当社でも、実際にトラックからの積荷が落ちて対向車にあたってしまう事故事例があります。
走行した時の状況や段差などどんな状況であっても、落下・流出・転倒など事故に繋がらない積み方かを確認してから走り出す事が大切です。
〇8:00前 現場へ到着
現場は、その日によって変わりますが、静岡県東部地区が主な施工エリアになります。
この日は、神奈川県との県境にある駿東郡小山町が現場です。
まずは現場全体での朝礼!
その日に、同じ現場で作業する業者全体で、当日の作業内容や搬入資機材などの説明を受けます。
他業者さんの動きを知ることで、危険箇所や近接作業を避け、お互い安全に作業が出来るよう調整する場でもあります。
安全に作業する上で大切な時間ですので、必ず全員参加で出席します。
全体朝礼のあとは、業者ごとにわかれて当日の作業方法などを細かく打合せを行います。
作業について分からないことや疑問はここで相談します。
個別の打合せが終わったらいよいよ作業開始!
この日は、倉庫内のコンクリートを打設する、下地作りの作業です。
砕石を設計の厚さ・高さになるようバックホウやグレーダーという機械で敷均していきます。
敷均しが出来た所から、ローラーを使って締め固めます。
締め固めにも規格があり、締め固め密度をはかる試験もあります。
このように舗装やコンクリートを施工する下地を作る作業の事を、路盤工(ろばんこう)といいます。
この作業で、よくある事故がバックホウ(上の写真にある重機)やローラーがバックした時に轢かれる事故です。
何故こんな事故が無くならないのか。
被害者側は「まさか動き出すなんて!」
加害者側は「まさかそんなところにいるなんて!」
と、動かないだろう。いないだろう。で作業してしまっているんですね。
建設機械には死角が沢山あります。お互いの”だろう"をなくし、気軽に声を掛け合える職場環境を作る事が大切ですね。
〇12:00ごろ
午前中いっぱい作業したら、待ちに待ったお昼ごはんの時間です!
お弁当を持ってくる人もいれば、近くのコンビニで済ます人も。
現場近くに美味しいラーメン屋さんがあれば、仲間と食べに行こう!となることもよくあります。半チャンラーメン万歳(笑)
休憩中に午後からの作業についての話をしたり、次の現場の話をしたり、みんな意外と真面目だったりしますww
〇13:00ごろ
お腹一杯になって休憩をとったら作業再開です!その前に、、、
ここでも、午後からの作業方法などについてミーティングを行ってから作業に取り掛かります。
仲間同士が同じ方向を向いて作業に取り掛かることがスムーズに現場を進めるコツですね!
当日の作業が終わったら、資機材などを片付けて会社に戻ります。
ここで、大切なのが車輪には必ず歯止めをし、重機のキーを抜く事です。
勾配によっては、事故に繋がるので必ず行います。
作業終了時刻は現場によりますが、早いと15:00ごろに終わったりもします。
そんな時は、会社で片付けをしたり、洗車をします。
エステックでは、身なり・重機・車両・置き場を常に綺麗にしておくことを心掛けています。
細かい事に、気を配れない人にいい仕事は出来ないと考えます。
お客様から常にそのような目でみられている事を忘れないよう行動します。
仕事帰りは何してる?
20代~40台のメンバーが揃う当社ですが、アフターファイブは、趣味を楽しんだり家でゆっくり休んだり、それぞれが好きな時間を過ごしています。
仕事帰りにジムに行くメンバーも増えています!!
今後、健康経営をめざすうえで、福利厚生制度の一環で取り入れてもいいかもと密かに考えています。。
<エステック株式会社社長インタビュー記事はこちら>