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多和田悟の自己紹介

はじめまして。多和田悟(たわださとる)と申します。
盲導犬訓練士として50年、これまで日本や海外で多くの盲導犬と盲導犬訓練士の育成に関わってきました。これからは愛犬家のみなさんと犬と楽しく生活する方法や考え方を共有できたらと思い、この度noteを開設しました。
どうぞよろしくお願いします。


プロフィール

多和田悟(たわださとる)1952年生まれ 滋賀県出身。
1974年 青山学院大学文学部進学科を中退し、日本盲導犬協会小金井訓練センターに入所。その後、富山県支所にて勤務。
1982年 財団法人関西盲導犬協会の設立に参加、訓練部長就任。
1987年 映画・ドラマ「盲導犬クイールの一生」となったクイールを訓練。
1994年 国際盲導犬連盟アセッサー(査察員)に就任。
1995年 オーストラリア・クイーンズランドにある盲導犬協会にシニア・コーディネーターとして招かれる。
帰国後は、財団法人関西盲導犬協会シニア・コーディネーター就任。
2003年 松竹映画「クイール」の主人公として描かれ、同映画の盲導犬指導を監修。
2004年 公益財団法人日本盲導犬協会盲導犬訓練士学校教務長就任。
2012年 公益財団法人日本盲導犬協会理事就任。
2019年 日本盲導犬協会盲導犬訓練士学校 学校長に就任。後進の育成に力を注ぐ。
2023年5月 IGDF(国際盲導犬連盟)よりアジアで初めてケン・ロード賞を受賞

著書

2003年 「クイールを育てた訓練士」(文春文庫)
2004年 「クイール流愛犬のしつけ方」「実業之日本社」
2006年 「犬と話をつけるには」(文春新書)

主なメディア掲載・出演


2003年12月 NHK「課外授業ようこそ先輩」
2004年5月  NHK「にんげんドキュメント~ソリーとふたり」
2004年2月  朝日新聞「ひと」
2004年6月 産経新聞「人間ナビ」/10月インタビュー連載
2004年8月  読売新聞「多和田悟講演会」
2007年4月  NHK「プロフェッショナル仕事の流儀~犬は人生のパートナー
2015年 NHK「助けて!きわめびと」吠え癖の犬を治す
2016年 NHK 「助けて!きわめびと」犬嫌いを克服する
2018年5月〜7月  読売新聞「時代の証言者 盲導犬の魔術師 多和田悟」全30話掲載
2023年 NHK 「ラジオ深夜便」
      NHK 「視覚障害ナビ・ラジオ」
他、テレビ・ラジオ出演、自治体や学校などからの依頼による講演多数。

noteをはじめたきっかけ

私は盲導犬訓練士として50年、日本やオーストラリアで働き、多くの犬たちや盲導犬を使う人たちに関わってきました。

このnoteは、これまでの経験や学んだことを皆様と分かち合いたい!愛犬家のみなさんに犬と楽しく生活する方法や犬と暮らす考え方を知ってもらいたい!と思い、始めたものです。

人と犬のよい関係作りのためにドッグエデュケーション(犬の教育)を知ってもらいたい

私は盲導犬の育成にあたり調教や訓練ではない「ドッグエデュケーション(犬の教育)」という言葉を考案して、これまでに盲導犬の訓練士を目指す人達に長年指導を行なってきました。

今後はこの「ドッグエデュケーション」という考え方を愛犬家のみなさまに知っていただく活動を行なっていくつもりです。

犬の教育ってなに?と思われた方もいらっしゃるかと思います。

たとえば、犬と暮らしていると飼い主さんは「オスワリ」や「マテ」ができるように練習をされる方も多いのではないでしょうか?

では、それは何のために行なっていますか?

私が大切にしていることは、犬に「オスワリ」や「マテ」をさせる目的で指示を出すのではなく、犬とコミュニケーションをとる手段としてこれらの指示を使うことです。

「犬に〇〇をさせる」のでなく、「犬とどうコミュニケーションをとるのか」という考え方や人と犬との関係性に興味を持たれた方は、是非一緒にドッグエデュケーションについて考えてみませんか?

どうぞよろしくお願いいたします。

多和田悟

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