漫画の感想 一言メモ♯4
どうも!そんたろうです
今日は、今年の2月15日に少年ジャンプ+にて掲載された読切『ヒトナー』について感想を書いていきます!!
↓前回の漫画メモ
基本情報
作者:屋宜知宏
作品情報↓
設定
→「ヒト」が架空の存在だと思われている惑星が舞台。その惑星には、独自の言語を持つ二足歩行の"ケモ"と呼ばれる生物が住んでいる。そんな惑星に、墜落した宇宙船とともに「ヒト」が降り立った!?「ヒト」の調査を進めるうち、トリネコの考え方に大きな変化が....?
主人公
・トリネコ
"ケモ"の1人で、獣民連邦政府の報道官
・〇〇〇・〇〇〇〇
ケモの惑星に降り立ったヒトで仮称「ヒト01 号」。本名はぜひ本編で!※このnoteには書いてあります!
他にも...
ドリル博士やラオン長官をはじめ多くのケモが登場します!
作品の魅力
①架空の存在とされていた「ヒト」
この設定がこの作品最大の魅力であり、他の漫画と差別化が図られている設定です!
冒頭、「ヒト」について説明されていますが、確かにケモ=獣から見ればヒト=人間って非常に奇妙で気味の悪い生命体だと思いますよね...
この考えによって、「ヒト」に対する偏見が生まれ、それが作品の核にもなってくるんです...!
また、この作品のタイトルにもなっている「ヒトナー」とは、その「ヒト」を愛している層のことを指す専門用語のようです!
②「ヒト」の調査
基本的に、この物語はヒトの調査とそれに伴うケモの変化を描いています。そして、徐々判明してくる「ケモよりヒトの方が発達している」という事実に対するケモ側の焦りや葛藤がとてもリアルなんですよ...。それがこの作品に厚みをもたらしていると思います。
その調査の過程で、降り立ったヒトはケモの惑星の言語を理解して、文字を書くこともできるようになります。そこで、そのヒトの名前が「ヒトシ•カナシマ」という宇宙飛行士だと判明!ただ、同じヒトでもこれは難易度高すぎます笑
流石宇宙飛行士です
③ヒトとの関わり
最初なヒトを下等な存在だと思っていたトリネコや他のケモたちですが、彼と戯れたり(ケモがめっちゃ気持ちよさそう笑)言葉を交わすうちにヒトの魅力に気づいていく、その過程こそ『ヒトナー』の面白さであり、魅力の1つだと私は思っています!
また、政府上層部が事実を隠してでも多くのケモにヒトを下等な存在だと思わせようとする部分も、現代であり得そうなくらい現実的な展開です...
まとめ
今まであまり見てこなかった設定と共感できる展開•キャラクター。1つの作品としてまとまりがあるからこそ、読了感を得られる本作品をぜひ少年ジャンプ+で!
今回も読んでいただきありがとうございました!
そんたろう
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?