栄養科だよりvol.61_2024年8月
当院の管理栄養士・栄養士が制作監修を行う「栄養科だより」
今月号は「熱中症と脱水症」がテーマです。
尋常ではない暑さが続く近年、身近な症状ですが、放置すると生命に関わることも!
もったいないからといって冷房を控えていませんか?温度と湿度を見ながら、活用していきましょう。
もちろん、水分だけではなく食事もしっかりとるように意識しましょう♪
熱中症と脱水症
熱中症
高温多湿の環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもることで様々な症状が現れます。扇風機だけになっていませんか?もったいないからと無理をせず、除湿もできる冷房を利用しましょう。
脱水症
汗をかくと、体内の水分と塩分などのミネラルが失われます。水分・ミネラルは、栄養を運んだり、老廃物を排出する働きがあります。汗をたくさんかくと、体内の水分・ミネラルが不足し、カラダの働きが低下。その結果、様々な症状が現れます。汗をかくことが予想される運動や作業をする前にあらかじめ水分補給をしておくことを意識しましょう。
高齢者は特に注意!
暑さに対する感覚機能が低下します!
加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。
温度計•湿度計で確認する
温度28℃、湿度40~60%が目安です。こまめに水を飲む
のどが乾いてなくても、水分補給しましょう。
熱中症の応急処置
自力で水が飲めない、意識がない場合は、ためらわず救急車を呼びましょう!
おすすめレシピ
レンチン夏カレー
いかがでしたか?次号は10月に発行予定です。お楽しみに!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?