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(株)ジョコンダ社員名鑑 in「びじゅチューン!」 №3森本林さん


記事の趣旨
Eテレの番組「びじゅチューン!」ワールドの大企業・株式会社ジョコンダ。商社である。
そこには実に様々な人々が様々に勤務している。汲めども尽きぬ人材の宝庫。
その人々を細大漏らさず記録したい!

社員№3 森本林さん

№1で紹介したモナ・リザさんの部下、№2で紹介の木々枝美さんの盟友、(株)ジョコンダの『OL三人組』の一角。
やはり初登場は「お局のモナ・リザさん」


会社では

上司であるモナ・リザさんからは派手なネイルに嫌味を言われ、無神経な課長の言葉に泣かされる同僚・木々枝美さんを慰める。


仕事が間に合わず会社で徹夜したり、なぜか床に転がっていたナスにつまづいて運んでいた大量の書類をぶちまけたりと、なかなか苦労している様子。

「お局のモナ・リザさん」より
「特急三日月宗近」より


相棒、木々枝美さんは、何かあると素直に感情を表すタイプだろう。会社の屋上で森本さんに涙を見せている。
けれど森本さんは、きっと一人で抱え込むタイプ。
会社や木々さんの前では穏やかにふるまい、自分のしんどさはそっと社外で癒しているのだと思う。健気である。

眼鏡のため無表情に見える彼女、でも本人の脳内イメージでは下の画像


それは彼女のプライベートに現れている。
会社でなかなか苦戦中の森本さん、癒しは…
「特急三日月宗近」での夜間旅行。会社でTon Chin Kanなドジを踏んだ日はこれ!

行先はジャカルタ、マドリッド。テヘランにだって寄り道できる。チョイスがとてもいい。
座席も快適で、オプションでついてくる「絶妙な相槌」サービスを選べば、誰にも言えない愚痴を聞いてもらえる。

Calling特急三日月宗近 呼べばすぐ来る夢の超特急!
乗車、ふかふか座席、オプショナルサービス


あるいは「エスパーカフェ」

心に直接コンタクトをとって「本当のオーダー」を聞き出してくれるカフェのマダム。マダムには本心をさらけ出せる。会社では弱音を吐かない森本さんにも、そんな場所がある。


ファッション
彼女の愛用は、相棒木々枝美さんと同じくサモトラケバッグと、やはりピンヒール、色は青(ナスのシーンにも登場)。

私はびじゅチューン女子たちのピンヒールに惚れている


確認できる彼女のサモトラケバッグは2モデル。大ぶりなタイプのスタンダードモデルは一泊旅行にもピッタリだし、ちょっとカフェへお出かけならば手ごろなネイビーカラー。
旅のコートはフェミニンなプリンセスシルエット、ネイルにも気遣うおしゃれさんだ。

Aラインにパフスリーブのフェミニンコート


さて、もう一度会社での生活に戻って見よう。

入社当初、悩みの種の一つだったお局、モナ・リザさんの正体をこっそり探るも『NO DATA』 全社員のデータにアクセスしていたが大丈夫だろうか?人事部の人?

彼女は最初の登場で、フルネーム(森本林)が明かされている

普通はどう考えても一介のOLの権限では無理。ハッキングの技術があるやもしれぬ。意外に謎めいた女性かも知れない。


そんな彼女も、入社4年目の2018(「特急三日月宗近」)や翌年の2019(「エスパーカフェ」)を見ると、仕事をバリバリこなしている。忙しすぎてつまずいたりもするが自分のご機嫌もちゃんと取れる自立した女性になっている。
2020(「書記に必要なギャルの精神」)には 打ち合わせで堂々と発言したり意欲的に学習会に参加したりする森本さん。


そして入社8年目、2022「窓ごしの孔雀明王」で彼女は、会社の制服の新しいデザインを任されるまでになった。

些細な仕事に見えるがこれは、(株)ジョコンダにとって社を挙げての意識改革事業。
苦手だった課長や社長へのプレゼンもバッチリ成功させ、森本さんは盟友木々さんと共に、見事この大事業を成し遂げるのだ。

ここに彼女(たち)の成長を見る。
時に、やはり彼女らしく一人悩んだりもしたけれど、孔雀明王だってちゃんと見ていてくれる。

きっとほかの人たちも、彼女の頑張りをわかっているはず。


変遷
記事に使った画像で気づかれたかもしれないが、登場後7年ほどの時を経て森本さんは、新入社員の頃よりふくよかになっている(「書記に必要なギャルの精神」や「窓ごしの孔雀明王」)。
この件について、また社員の制服のリニューアルについては、下の作品と記事をぜひ参照してもらいたい。


会社ではずーーーっと、仲良し三人組は続く。
彼女たちの絆は固い。

ラーメン屋さんにも一緒に
キャスター付きの椅子を駆使してスーッと3人集合
江戸兵衛さんのうわさ話に花を咲かせ
「写楽式洗顔」オープニングアニメより(動画では見られない)
さらに観察し(仕事をしよう!)
彼を尻目にランチに出かける
3人そろって(+多様性あふれる社員たち)の出社風景


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書く前からもうっすら感じてはいたのだけれど、この記事を書いてはっきりと自覚した。
私は森本林さんが好きである。


全社員まとめ記事はこちら


「びじゅチューン!」全作品はこちらから





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