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久しぶりのドでか深々沼 #呑みながら書きました
前夜祭フライングに続いて、本祭りも参戦。
今夜はハイボール(ホワイトホース)にいただき物のさつま揚げかks各種。いや渋い?w
このお祭りですイエンbbm、イエ~イ。
抹消線は猫がつい内間氏あ打ちました。初めて使う抹消線。
11月末からはまり込んでいた沼がやばかった話です。
先週先々週と、noteはつぶやきを1回ずつ投稿しただけ。長文を書くために精神が切り替わらなかった。沼に気を取られすぎて。
もともとそういう気質だけれど、それでもnote記事をまいすうう毎週書くくらいはちゃんとセーブしていたのに(ここ3年は)。
9月半ばから始めtた「ドラクエ10オフライン」だって、10月末にはもうやることほとんどないぐらいやり込んだけれど、noteの記事は書いていたのに。
余談、ドラクエナンバリングタイトルは、私の「ライフワーク」
とにかくやり込む。ひたすらやり込む。ただドラクエ10オンラインは、発売から2年ぐらいで、さすがに先が見えなさ過ぎてやめていたのだけれど、オフラインで再度火が付いた。
3月のアップデートと、それより「12」の発売が待ち遠しすぎる今日この頃。
余談終わり。
いや、ライフワークのドラクエやってたって、noteの記事は書いていた。
が、今回の沼は、ドラクエほど長期にわたる見込みではない割に、結構な分量で、一気に片をつけたろうというちょっとよく分からない野望と、それよりも求めていたものにドンピシャ好みで止められなかったので、半月ほど本当にはまっていたのだ。
その沼が何かを早く書かないとw
これです。
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「彩雲国物語」
外伝も入れて全22巻。
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私の読書の多くの部分を占める要素
・ファンタジー
・中華風
そして・エンターテイメント性
もともと中国の歴史小説(どっしりしたやつ)がとても好き。
司馬遼太郎の「項羽と劉邦」とか、宮城谷昌光全般とか。
それからファンタジー
「ナルニア国シリーズ」「指輪物語」「ゲド戦記」「守り人シリーズ」『勾玉シリーズ」などなど…
私がnoteを始めたのは、小野不由美の「十二国記」が好きすぎてだ。
ファンタジーかつ中華。
もともとラノベ枠での発売だったけれど、その枠を大きく超えてとても読み応えのある作品として完結した。
完結した。
・・・・・・
寂しいじゃん。
他に中華風味のファンタジーとしては、今年春にやはり完結した「後宮の烏」シリーズがあって、これもとても好きだ。
けど完結。
「後宮の烏」は、まあそこそこのボリュームで、エンタメ感もあってよかったのだけれど、とにかく「十二国記」の最終話が、ボリュームも重厚さも半端なかった。
今現在物足りないし、もっと言うと、中華成分もファンタジー成分も切れてきてしまったのだ私から。足りん!
あと、ものすごく重厚なドラマがとても好きだけれど、今年の夏ぐらいから軽やかなエンターテイメント読書がしたくて、いくつかラノベ系の作品にも手を出していた。
けど、足りない。
中華が。
そして、なんといってもボリュームが!
2か月ぐらい、ずっと考えていた。
「彩雲国物語」に手を出すかどうか・・・
いや、そういう意味ではアニメ化された2006年ごろから気にはなっていたけれど。
分量は申し分なし。
中華風味だ。
そしてファンタジー。
だけれど、ずっと敬遠してきた。
まずは、「十二国記」が好きすぎて、浮気したくなかったし。
アニメ化された時にチラッと見た絵柄も、私の好みではなかっrた。
絵を見ると、ちょっと物語として軽そう・・・という、当時の感想。
十二国記は、途中からどんどん重厚さを増していて、そこがとても好きだったし。(今でも好き)
そんなこんなで、15年以上かかりました。読み始めるのに。
けど、とうとう何だか読むタイミングが訪れたのだ、私の人生にw
今更~w
最初はおそるおそる。
図書館で、ラノベ版でなく、アニメチックな表紙や挿絵が一切ない通常の文庫版を借りた。4冊。
おもしろかったよねーーーー
読むのが止まらなかった。
もう二日で読んでしまって、即座にAmazonで中古全巻セット3000円ちょい也をポチって、ずーーーっと読んでいた。
完徹も三日ほどした。
必要最低限の家事、猫様たちのお世話、ウォーキング。
それ以外はずーーーっとw
届いたのはラノベ版で、さっき好みではないと書いたアニメチックな絵柄の表紙。文中に挿絵も何枚もある。
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けど。
チラ見したアニメの、ちょっとデッサンが??な感じと違って、イケメンはちゃんとイケメンに。
それとイケメンはちゃんとイケメンに。
つまり素晴らしい絵で、イメージ通りのイケメンたちが描かれていたwww
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わーーー
もう2000字近いけど、酔ってるし、好きなだけ書こう。
内容を少々。
舞台 彩雲国。国の成り立ちとして、かつて争いの絶えなかった地に、一人の男が仙人たちの力を借りて平和を打ち立てて成り立ったという伝説がある。
主人公 大変血筋のよろしい貧乏貴族のお姫様。家計のためにちゃきちゃきと何でもこなし、下町のみんなに愛される女の子。容姿は十人並み。(秀麗ちゃん)
ひょんなことから、政事に興味のないおバカな王様の面倒を見るために期間限定で後宮入り・・・
王様 もちろん本当のおバカではない。イケメン。
側近1 すべての女性に優しい武官。イケメン。
側近2 若くして官吏の試験に首席合格をしたインテリ文官、女嫌い、イケメン。
主人公の家の家人 少年の頃から秀麗ちゃんの家に仕える文武ともに優れたイケメン。出生に秘密あり、高貴の血筋。
他にも出るわ出るわいい男いい女。
wwwどうです、このバラ色のエンタメ感。
で、もちろん期間限定の後宮入りの間に、王様は心を入れ替え名君を目指し、そして秀麗ちゃんを愛するようになるのだけれど・・・・
ここで、身分や家柄を越えたラブロマンスになると思いきや、まったく違う方向性に物語が走り出して、着地点が全然見えなくなっていくのだ。
そして、「仙人が国作りに力を貸した」というファンタジーの設定が後々生きてくる。
会話は軽妙、いやもはや軽薄w とてもテンポがよい。
主人公たちの世代だけでなく、その上の世代、さらにその上の世代と、各世代にとても魅力的なキャラが勢ぞろい。
国とは、家臣とは、官吏とは・・・
各キャラの信念がぶつかり合い、それゆえでっかい政争、陰謀に物語は進んでいく。
私が中国の歴史小説や中華風味が好きな大きな理由が、「政とは、国を治めるとは」という観点が随所に入っていることだ。
中国の歴史上の人物は、当然いやおうなくまつりごとに係わるけれど、必ずそこには国、民を治める哲学が、苛烈なまでにある。王でも武将でも文官でも。
「十二国記」の主人公陽子が初勅を発する場面とかすごく好き。
「彩雲国」に戻ると、王様やその側近だっていい国を作ろうとするけれど、上の世代から見ると甘くて甘くて・・・
で、とても厳しい立場に置かれていく。
主人公秀麗ちゃんだって、とてもいい子だけれやっぱりその理想と正義感だけでは通らなくて・・・
さっきも書いたように、イケメンだらけだしセリフはもう軽妙をちょっと通り越しているし、ぐいぐい読めるけれど、やっぱり随所に各キャラの信念や哲学がずっしりと一本通っていて、ラノベでエンタメだけれど薄っぺらくなかった。
分量だけでなく。
その分量でいうと、全22冊、最初からの伏線を、細かいところまで全部回収して、ラストは記述トリックと力技で、あんなに絶望的でどうなるか分からなかった物語を大団円にねじ込んだ!!!
何という構成力!記述力!
さすがラノベ!(そういう感想?)
我が読書に一片の悔いなしw
いやあ、ダラダラ呑んで、ダラダラ時間かけて書きました。
でも、オタクが高い声で早口で喋ってると思って読んで下さいw
語ったーー。
長々とありがとうございました。
今は気温が下がってきたので、ホットウィスキー(はちみつ・シナモン入り)と、これもいただき物のアドベントカレンダーのチョコになっております。
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メリークリスマス!
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