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【合格】二等無人航空機操縦士
今更なのですが、記事として残していなかったと思い出したので、書いておきます。
2024年11月末、ドローンの二等無人航空機操縦士に無事合格しました。
学科試験の合格までについては、こちらの記事で書いています。
今回は実地試験に関する内容を残します。
民間資格の取得
実地試験は免除で行こうと思っていましたので、スクール受講で進めていきました。
飛行実績10時間が既にあったため(包括申請も承認取得済)、飛行実績をもって経験者コースを受講できないかと探しましたが、なかなかマッチングがうまくいかず。
飛行実績10時間で受け入れOKと言ってくださるスクールもあるのですが、受講規約や対応面で不安があって見送ったりと、少し選定に時間をかけました。
複数のスクールへ見積依頼をして、体験会にも参加。
結果的に、民間資格を取得してから経験者コースに進むことに決めました。
ちなみに、「経験者」の定義はスクールごとに異なります。
登録講習機関がどういう条件を経験者として扱うかは国交省に出しているとのことで、個人によって融通をきかせたり…ということは難しいそう。
もし経験者コースで受講される場合、条件を申し込み前に一度確認したほうが安心です。
民間資格の取得は、デイトラ様で。
こちらの記事に少し詳しく記載しています。
※デイトラ様のドローンコース新規受付は一時停止中です。
(カリキュラムのリニューアルのため)
再開予定は2025年3月上旬とのことですが、最新情報は公式サイトへ。
国家資格の取得
民間資格の取得後、やっと国家資格取得のための経験者コースへ。
こちらはドローンマスターズスクール様のお世話になりました。
基本飛行に加えて、同時に限定変更の目視外と夜間もお願いしています。
経験者コースは、9割は座学での試験の詳細説明です。
操縦技術はあるという前提なので、ほぼ修了審査に関する案内。
試験に関わらないことであっても、質問をすればその場で回答してもらえました。
操縦に関しては、自分の場合は基本、目視外、夜間の各コースをそれぞれ1回ずつやってみた感じです。(時間が迫っていて巻きました)
<座学>
・試験の実施詳細
・試験の審査基準(減点基準)
・合格のためのポイント
・机上試験の練習
・その他、定められた講習内容(自動操縦等)
<実技>
・修了審査と同内容の操縦(基本+目視外+夜間)
受講自体はまとめて1日で完了。
お昼前~夕方くらいでギリギリ終わりました。
修了審査は別日に予約。
この辺はスクールの予約が立て込んでいると少し先になったりしそうですが、自分の場合は数日後が取れました。
少し振り返る時間を持てたので、これくらいでよかったと思います。
修了審査日は、別の受講者さんが1名おられました。
机上試験は同時に受けて、口述審査は2名の審査官がそれぞれ担当してくださって同時に実施。
実技審査は1名ずつ順番に。
気温10℃に届かないくらいの寒い日で、ストーブの前で温まりながらの実技。
緊張のうえ、寒さのため輪をかけて手に震えがきます…。
(一時、本当に指が震えてました)
それでもなんとか基本飛行は合格。
「いつもの操縦」の実力の7割くらいでしかできませんでしたけど。涙
その後、限定変更するのは自分だけでしたので、一人で審査の継続。
目視外はむしろ基本よりは操縦は楽になるので、確認事項さえ間違えなければ大丈夫です。
夜間も、日中でしたのでそれなりの明るさはあり、暗さが理由で操縦しづらいとはそんなに感じません。
無事、限定変更も両方とも合格。
これでやっと一安心です。
技能証明書の取得
さて、11月末に合格しても、12月31日現在、未だに技能証明書は届いていません。
DIPSにて新規申請の手続きが完了したのが12月19日。
この日にメールで「技能証明書につきましては郵送致しますのでしばらくお待ちください」と来ました。
案の定、1週間そこそこでは発送はしてもらえないみたいですね…。
年内に届いてほしいと願っていましたが、残念ながら年を越してしまいました。
※追記※
その後、2025年1月9日に無事に簡易書留で到着しました。
年末年始を挟みましたが、合格から1.5ヵ月ほどかかったことになります。
もう少し早まると嬉しいのですが…。
修了審査の所感
机上試験は、どうにもよくわからないな~と受けた今でも感じます。
選択肢が本当に一意に定まるのか?という疑問が…。
過去問の解説してほしいなぁと切実に思います。
スクールの提供してくれる練習問題は、あくまで「形式に慣れる練習」だと思ったほうが良いです。
練習と類似問題が出るからこれが出来ればOK、ではないです。
口述審査は、慣れです。
ひたすら「スクールの指定の通り繰り返す」のみです。
「なぜその手順でやらなければならないのか」という疑問を抱く箇所はありましたが、スクール側の審査の都合上…という事情もあるそうで。
受講スクールによって、些細な部分は特有のお作法がある場合があります。
実技審査は、緊張しいの自分にはやっぱりちょっと「いつも通り」は難しかったですね。
それでも、ドローンを始めた夏頃は「距離感がわからない」とかなり感じていましたが、修了審査を受ける頃には審査会場では距離感に関しての不安はほとんどないくらいにはなっていました。
やはり、距離感は地道な練習です…。
ドローンマスターズスクール様の場合、修了審査を実施する校舎は決まっています。
不安な場合は「修了審査を実施している校舎」でコースを受講するのがオススメです。
受講生や卒業生には空いている時間はフィールドを貸してくださるとのことですので、自分の機体を持参すれば実技審査と同じ環境で練習できます。(機体の貸し出しはしていないとのこと)
ということで、今年のことは今年のうちに。
二等の国家資格取得についての備忘録でした。
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