DALL·Eでイラスト生成やってみた
生成AIを使ってイラストを作ってみたい!ということで、素人が使ってみた感想など書いてみます。
使ってみたツール
・Image Creator
・ChatGPT4
いずれもDALL·E 3が導入されているようです。
↓こんな認識です。
Image Creatorは無料で使用可能。
サイズが正方形のみ。
商用利用不可。
ChatGPT4は有料プラン。
サイズは正方形の他に縦長、横長が可能。
商用利用が可能。
両者を比較した印象
正直、Image Creatorのほうが仕上がりは好みでした。
同じプロンプトを投げかけても、Image Creatorのほうが私のイメージに近いものを生成してくれました。
こんな感じの横長のものが描けるかな?とChatGPT4で投げてみると、全然違うイメージに…。泣
Image Creatorで生成した画像をダウンロード
→ChatGPT4に投げて、この画像を生成するためのプロンプト頂戴とお願い
→もらったプロンプトでChatGPT4に画像生成を依頼
→やっぱりImage Creatorの画像よりはクオリティが落ちてしまう…。
Image Creatorのこの画像が非常にイメージに近く、イイ感じ!と思ってそのまま横長サイズが欲しかったのですが…。
ChatGPT4だとなんだかおもちゃのような陳腐なお花に。
無料のほうがハイクオリティなのはなんだか悲しいなぁと思う今日この頃。
ChatGPT4について
私の使い方が下手なのか、悲しいくらい思うようにいきません。
さっきの画像の例ですと ↓ こうなることもしばしば。
配置がおかしく、ギフトボックスを突き破るような構図を何度も描いてきました。
どんなにおかしいと伝えてもなかなか直してくれません。
さて、また別の事例のお話もひとつ。
あるイラストを1枚生成してもらい、「生成できたら画像IDをくださいね」と伝えておきます。
納得が行ったら、「画像IDxxxxxxxで、雨が降っていないパターンのイラストくださいな」とお願いしました。
できあがったのがこちらです。
縦に入っている白い筋は雨に見えるけど、これ何?と質問しました。
回答:
提供した画像は雨が降っていないパターンです。
画像IDxxxxxxxが雨のない明るく晴れた日のシーンを描いたものです。
その白い筋は、デザインの一部として入っているもので、
明るい日差しや光の表現である可能性が高いです。
とまぁこんな具合で、何度やり直してもこの縦筋を消してくれることは決してありませんでした。(なのでこのパターンを諦めた)
画像IDを指定して、ここだけちょっと変えてほしい、といった感じのオーダーは彼らは苦手な様子です。
かなり違うものを仕上げてきたり、逆に変えてほしい部分はなぜかかたくなに変えられなかったり。(上の白筋しかり)
イラスト素材の販売
そんなこんなで、ChatGPT4によって作った素材は、自分で使用する以外に販売用としてAdobe Stockに出しているものもあります。
この素材販売は、納得いく画像生成をしてもらうために相当な労力を使ってストレスもたまるので、決して思うほど楽なものでもないです。笑
生成画像ではサイズが小さいため、またまたAIツールのお力をお借りして、拡大をしてから素材としています。
参考にさせていただいたのはこちらの方です。ありがとうございます。
Adobe Stockでは自分で撮影した風景写真なども販売に出していますが、AI生成のイラストは写真に比べて審査が長いです…。
写真であれば数日のところ、AI生成イラストは2週間以上待ちました。
Adobe Stockって審査が厳しいという評判があるようですね。
知りませんでしたが、たしかにちょこちょこ落とされてます。
でも落とされているものはやはりちょっとクオリティが低いという自覚が自分でもあるため、それなりに納得しています。
ちなみに、ChatGPT4で作成したイラストも落とされました。
それはこの記事の上部のカバー画像 ↑ にしたものです。
写真で審査落ちのものはなんとなく納得できるのですが、このイラストについては何がダメだったのかわかりませんでした…。
イラストはまだ思うように生成できませんが、せっかく有料で使っているのでもっと使いこなせるようになりたいと思います。