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【通勤電車の詩】電車から海を見てる

ぼくが乗る通勤電車が高架になってから10年くらい経つ。
それまで地上を走っていた。
高架になって良くなったことは、窓から見る景色が遠くまで見渡せること。

毎日のように遠くまで見渡しているが、やはり家とビルばかりで変わり映えしない。
それでも見てしまう。
人って遠くを見るのが好きなのだろうか。
それとも見つかりもしない景色の変化を探しているのか。

確かに目の前にある家を見てるより、似たような景色でも遠くを見渡している方が気が晴れる。
んっ、そうだ、気が晴れるからなんだ。
海を見渡している時と同じようや気持ちを、何となく味わっているのかもしれない。

今日も電車の窓から景色を見てる。
海とは全然違うけど。


▼「通勤電車の詩」はこんなふうに生まれました▼

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昭真(shoshin)
「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。