臭い物に蓋をする≠ポジティブ
練馬の税理士の渋谷です(ややこしい)。
突然ですが、皆さんは「ポジティブ」の定義をご自身の中にお持ちでしょうか。
私自身はポジティブ=「蓋を開けて臭いものを取り出して、その中身を笑い飛ばしていられること」という風に定義しています。
根拠なく「きっと大丈夫」「何とかなる」という風に考えることが苦手です。そのように考える方が上手くハマる人もいると思いますが、私に限ってはそのように考えようとすればするほど「本当にそんな甘い見積もりで大丈夫なのか??もし何ともならなかったら???誰が責任とるん????自分だろ!!!!!」という考えが頭の中で結構なスペースを取ってしまいます。
この「蓋を開けて臭いものを取り出して、その中身を笑い飛ばしていられること」は、言うは易しで実践するのは結構難しいものです。
偉そうに書いていますが私自身もなかなかできません(そうあれるように努力はしていますが)。
極論、自分がステージ4のガンの診断を受けても笑っていられるか、ということです。まあ無理ですよね…。
某海賊王さんみたいに、不治の病に侵されて処刑寸前まで笑っていられれば良いのですが現実はそうもいきません。
誰だって究極の『臭いもの』(死)は怖いです。
もしこのスタンスを本当に実践したいなら、シニカルなユーモアを磨くことが一つの解なのかな~と思っています(というよりそれ以外の方法が思い付かない)。
何年か前に放映されていたドラマ『リーガルハイ』が好きなのですが、ストーリーは基本的にどれもシニカルなユーモアが効いていて「蓋を開けて臭いものを取り出して、その中身を笑い飛ばしている」が根底にあるような気がします。
お笑い芸人の有吉さんなんかも、芸風の好みは分かれると思いますが、誰かにとっての『臭いもの』を上手に『笑い』に変えているように思います。
『ネガティブ(臭いもの)』を征するには、それを凌駕する『シニカルなユーモア』が必要なんだと思います。
たぶん私自身のこういう性質が、以下のようなバッドエンド小説が好きな理由なのかも…。
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