日本政策金融公庫の創業融資。HP掲載の融資限度額と実態のギャップ
融資限度額
公庫のHPを見ると色々な融資制度の説明ページがありそこに「融資限度額」という欄があります。
たとえば「新規開業資金」の場合融資限度額は「7,200万円(うち運転資金4,800万円)」(※2024年11月時点)となっています。
支店決裁と本店決裁
公庫に限らずですが、金融機関には支店長権限で進められる支店決裁と、本店まで話を上げなければならない本店決裁とがあります。
後者は話自体が大きな案件でかなりのレアケースです。よほどのことが無い限りは通常は前者になります。
HP掲載の限度額は本店決裁の話
HPに掲載されているような融資限度額は本店決裁になるような大型案件の限度額です。
つまり大半の申込者にとってはこの限度額MAX近くまで借りることはできないと考えた方が良いでしょう。
一般論として、自己資金の3倍くらいが上限とお考え下さい。
また、1,000万円近くなると支店決裁では難しいケースが増えてくると思われます。