10/23(月)算数だって役にたつ
こんなポーチが作りたいな、と思って、本を参考にしながら設計図を書いている。
出来上がりを想像しながら、どんなパーツが必要か試行錯誤しながら型紙の案を考えていると、ふと小学校の時の算数を思い出した。
立体の図形を示されて「この図形の展開図を描きなさい」というやつ。私がしているのはまさにそれだった。
義務教育で習ったことは、案外その後の人生で役に立つ事が多い。ーーというか、義務教育で習う事は「そのくらいは知っているだろう」とされているからだろう。
こういう、何かをする際に当たり前に要求される知識レベルが一定以上担保されるというのは、便利な事だ。そうでなかったら、いちいち説明の手間がかかるし、時には説明のための説明をしなくてはならなくて非効率的だ。
と同時に、義務教育で習うような知識を身につけられていないと、社会はとても生きづらいものになるだろうなとも思う。反抗的な児童生徒が教員に「こんなの人生で何の役に立つんですか?」などと言い、その答えに窮している教員を見たこともあるけれども、「全部役に立つよ」と今なら実感を伴って即答できる。
義務教育ありがとう。おかげで私はどうにかこうにか、ポーチの型紙を作れそうだ。
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