Satoh-metal

茅原実里さんとネオクラシカルメタルが大好き。企業SNS中の人歴8年。おもしろい仕事をし…

Satoh-metal

茅原実里さんとネオクラシカルメタルが大好き。企業SNS中の人歴8年。おもしろい仕事をしたい。

最近の記事

今から始める茅原実里(2024年版)

はじめに声優アーティスト・茅原実里楽曲を今から聴き始める人のために、超簡単にまとめてみた。 音源まずはベストアルバム「Sanctuary」「Sanctuary II」 2014年のベストアルバム「SANCTUARY - Minori Chihara Best Album」が一番わかりやすい。1st「Contact」(レーベルを一度移籍しているので厳密な1stではないが、以下わかりやすいようにそう書く)から、5th「Neo Fantasia」ごろのアルバム楽曲とシングルが目

    • 私はジャニーズが嫌いだった――嵐とイデア

      肉体を持った精神私は「身だしなみ」というものが、よくわからないまま生きている。結局何を着ても、自分は自分だからだ。もしもその服によって自分が定義されるなら、「自分」というものは「服」である。もしもその髭によって自分が嫌われるなら、他者にとっての自分は「髭」である。自分を自分として見ないなら、そんなものと関わる必要はない。 そうやって生きてきた。今もそれで、かろうじて生きている。 肉体とは与えられたものである。「自分」に付随する、目に見える存在である。肉体は、選べないものであ

      • 2023年に行ったライブまとめ

        2023/01/14 Time Capsule Orchestra@タウンニュースホール 2022年河口湖の追加公演(昼夜)。アコースティックとプログレという難易度高い組み合わせでギリギリまで詰めたコンサート。アンコールではJeff Beckのフレーズが飛び出すなど、昨年のファーストコンサートではめられた型を破ってきた感じではある。ただ、正直なところ、観客が少なかったのは寂しい。会場地下の居酒屋でメタラー打ち上げやってたら、最後に斎藤さんが声をかけてくれた。 2023/0

        • 『音楽劇 Ghostnote』とフランケンギター

          ムーサよ、語れエフドットの舞台、『音楽劇 Ghostnote』を見てきた。Teamエヴァンスの回。 正直なところ舞台は苦手だったが、お誘いがあったのと、「音楽劇」というのにも気になるところがあり、初日に足を運ぶことにした。 そして、思いのほかノックアウトされてしまった。だから語る。想定外だったが、舞台から触発されたアウトプットとしては、なかなかのものではないだろうか。 フランケンの後ろ姿中心人物の夏樹は随分大きなギグバッグの中に、エディ・ヴァン・ヘイレンモデルのフランケン

        今から始める茅原実里(2024年版)

          茅原実里が歌手活動再開と聞いて我慢できずに駆けつけたアンドリューW.K.

          さすがに驚いたわさすがに驚いたわ(大事なことだから二回言いました) 2021年の12月26日のファイナルライブをもって音楽活動を休止していた茅原実里が、約一年半で戻ってきた。その間は「歌ってほしい!」というファンの言葉を聞き続けながら、それはやらないと誓ってきたのに。 キャラソンだけはやるということで、「みなみけ」イベントやアイマスの東京ドーム公演では、往年のスキルを存分に発揮して歌ってきた。「らしさとidol」を弾き語りして剛速球メッセージを投げ込んできたり、「メリーの不

          茅原実里が歌手活動再開と聞いて我慢できずに駆けつけたアンドリューW.K.

          株主熱想~Time Capsule Orchestra株主総会議事録~ vol.4

          この記事は、茅原実里、CMB、そしてTime Capsule Orchestraを追いかけてきた4人のマニアが、それぞれのバックグラウンドから、茅原実里やCMBの思い出、Time Capsule Orchestraとその未来を語った会議を記録したものである。 会議は四時間に及び、書き起こし原稿は五万字を超える大作になった。話題も流れに流れ、迷走に迷走を繰り返しながらも、認識と結論は大筋で一致するに至った。 参加者全員が55000円のVIPチケットを購入していたことも判明したた

          株主熱想~Time Capsule Orchestra株主総会議事録~ vol.4

          株主熱想~Time Capsule Orchestra株主総会議事録~ vol.3

          この記事は、茅原実里、CMB、そしてTime Capsule Orchestraを追いかけてきた4人のマニアが、それぞれのバックグラウンドから、茅原実里やCMBの思い出、Time Capsule Orchestraとその未来を語った会議を記録したものである。 会議は四時間に及び、書き起こし原稿は五万字を超える大作になった。話題も流れに流れ、迷走に迷走を繰り返しながらも、認識と結論は大筋で一致するに至った。 参加者全員が55000円のVIPチケットを購入していたことも判明したた

          株主熱想~Time Capsule Orchestra株主総会議事録~ vol.3

          株主熱想~Time Capsule Orchestra株主総会議事録~ vol.2

          この記事は、茅原実里、CMB、そしてTime Capsule Orchestraを追いかけてきた4人のマニアが、それぞれのバックグラウンドから、茅原実里やCMBの思い出、Time Capsule Orchestraとその未来を語った会議を記録したものである。 会議は四時間に及び、書き起こし原稿は五万字を超える大作になった。話題も流れに流れ、迷走に迷走を繰り返しながらも、認識と結論は大筋で一致するに至った。 参加者全員が55000円のVIPチケットを購入していたことも判明したた

          株主熱想~Time Capsule Orchestra株主総会議事録~ vol.2

          株主熱想~Time Capsule Orchestra株主総会議事録~ vol.1

          プログレッシブロックバンド、Time Capsule Orchestra。時代に逆行するコンセプトをバリバリに掲げた、実力派スタジオミュージシャンたちのバンドは、今、正念場を迎えつつある。彼らの精神的支柱であり、Time Capsule Orchestraの母体となったバックバンド・CMBを引き連れて歌い続けた声優・茅原実里は、2021年をもって音楽活動を休止。ひとつの物語が終わりを告げて、それでもなお溢れる渇望が、Time Capsule Orchestraを生んだ。晩夏の

          株主熱想~Time Capsule Orchestra株主総会議事録~ vol.1

          Write More, Think Less

          記事を書きたい。書きたいという思いはある。 そう思うとネタが浮かぶ。頭の中で練ってゆく。練ると自然と全体が見える。 全体が見えて、大体網羅できて、まあなかなか面白そうな記事ができそうだ、と思う。 この次が一番大変なのだ。普段自分が考えていることを、そのまま再現してみようと思う。 対比列伝その1(何も調べずに書いてます) 頭の中に浮かんだ「面白そうな記事」を形にするためには下調べが必要になる。概要を説明する事実を固める必要があるためだ。 今自分は、「ツインギターがいるバン

          Write More, Think Less

          総合雑誌を買ってみた

          読書リハビリ、はじめましたテレビを見ることがなくなり、インターネットとBBCの英語ニュースアプリに情報を頼るようになり、ずいぶんの時間が経った。 かつては新聞を購読していた時期もあったが(産経→朝日というレアな経路をたどった)、社会人になり家を出る生活がメインになると、朝時間の都合上読み続けることもままならず、それも絶った。不定期にやってくる勧誘が嫌いだったことも、その理由の一つだ。 で、今。 フルリモートワークになり、通勤時間が消滅した一方、読書量も同時に減少してしまった

          総合雑誌を買ってみた

          亡霊たちの舞踏会~Time Capsule Orchestraファーストライブ~

          あなたの音がみちしるべバンドが復活するとはこういうことなのか、と思った。ハードロック・ヘヴィメタルの世界には動いていないバンド、活動休止状態のバンドは数知れぬが、自分の推しで活動休止・復活がはっきりとしたバンドは、私の周りにはほとんどいなかった。 強いて言えばRainbowがまさかの復活を果たしたのには興奮したが、音源を聴いて、あっ(察し)となってしまった。 2021年12月26日、アーティスト・茅原実里は音楽活動を休止した。その結果として、彼女を支えていたバックバンド・C

          亡霊たちの舞踏会~Time Capsule Orchestraファーストライブ~

          DOWNLOAD JAPANで接触通知が来て絶望した話

          はじめての接触通知接触時間128分 DOWNLOAD JAPAN 2022に参加してきた。私にとってはSUMMER SONIC 2019以来のロックフェスで、それはもう楽しかった。 どの楽曲もバチバチに強く、そんな曲で客を煽るバンドに対して、ルール上は応じられないながらも実際にはモッシュを繰り返してしまうメタラーの「性」を遠目で見て爆笑した。 だが笑ってもいられないことが起きた。帰宅後、COCOAアプリが接触通知を出してきたのだ。通知内容は、フェスの時間内に「1日、128

          DOWNLOAD JAPANで接触通知が来て絶望した話

          ディスクユニオンからいろいろ漏れた件

          漏れましたディスクユニオンによる顧客情報漏洩、私も喰らってた。 いろんな意味でメチャクチャショックだったので、その記録を残しておこうと思う。 現象steam Steamから強制ログアウトされる  ログインを試みるも失敗  パスワード再発行を試みるも、メールアドレスがすでに変更されていて、届かない 最終的にアカウントサポートから復旧してもらう  二段階認証アプリを紹介されたが、独自アプリで見つかりにくいやつだった マイクロソフト マイクロソフトアカウントへのログ

          ディスクユニオンからいろいろ漏れた件

          Christian Liljegrenから営業メールが届いた件(後編)

          https://note.com/s_satoh_metal/n/n12acd7f57525 クリスチャン・リレグレンとの交渉がまとまり、ようやくCDが到着した。 スウェーデンから発送され、はるばる極東まで渡ってきたCDたち。日本では手に入らない音源をメインに8枚。 金額にして295ユーロ、日本円にして40000円近くだ。正直言ってこんなにかかるとは思っていなかったが、音楽は一期一会なものだから、ある程度はしょうがない。 リストはこんなところ。何枚か紹介しよう。 Chr

          Christian Liljegrenから営業メールが届いた件(後編)

          コンテンツを避けるということ、コンテンツに追いつくということ

          避けてきたコンテンツの話今まで書いたことのない話をしよう。 自分の中で、関わらないコンテンツを決めている。 - どうやっても一期の最初から視聴できないもの - 規模が大きすぎてすべて回収しきれないもの - 推しの声優が出るが、推しよりは熱狂的になれないコンテンツのコンサート どうやっても一期の最初から視聴できないもの 自分の性格上、物事を途中から始めるのは苦手だ。自分が見られないところに物事の始まりが存在し、それを推測するしかないのは嫌だ。 製本された紙は一番最初のペー

          コンテンツを避けるということ、コンテンツに追いつくということ