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地域を巻き込むそのワケは…
旅する介護士、ぎんちゃんです。
ぼくたちの施設クロスハートでは、毎週のようにイベントを開催しています。利用者さんだけでなく、地域の皆さんも巻き込んで、一緒に楽しむのが大きな特徴です。
「毎週なんて、なぜそんなに頑張るの?」とよく聞かれるのですが、その裏にはちょっとした秘密があります。
それは、まだ介護認定を受けていない高齢者の方々や、地域で困っている方々をさりげなく見つけ出すこと。
「一人暮らしや老夫婦だけの生活で何かお困りごとはないですか?」なんてド直球で聞いても警戒されてしまいますからね。イベントを通じて自然とお話しし、地域での孤立や困りごとを少しでも減らしたいという思いがあるのです。
さて、そのイベントの内容も多種多様です。
音楽イベントでは楽器演奏や歌の合唱が大人気。足踏みダンスや軽い体操で体を動かすアクティビティは、いつも笑い声が絶えません。そして、紙芝居や介護相談会など、ちょっとした「知恵袋タイム」も用意しています。何が飛び出すかわからないのが、毎週のお楽しみです。
しかしながら、イベントを盛り上げるだけでは足りません。「そもそも施設に来てもらわなければ意味がない!」と気づき、私たちは様々な宣伝作戦を展開中です。
まずは、地域の集会所や老人会に足を運び、出張イベントを実施。「お試し版」を体験していただきながら、施設での催しをしっかりアピールします。
そして、力を入れているのがイベントチラシの配布。イラストや文字の配置まで試行錯誤して、「ちょっと行ってみたいかも」と思わせるデザインに仕上げています。
さらに最近では、テクノロジーの力も借り始めました。音楽生成AIで、演歌調のオリジナルソングを作ったりもしています。
そして、出来立てホヤホヤの新兵器も登場しました。
林田施設長の描いた可愛い絵のはいったノボリです。
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もちろん、私たちがこんな風に奔走する理由はただ一つ。地域の皆さんともっとつながり、一人ひとりの生活がちょっぴりでも豊かになるお手伝いをしたいから。
ノボリの効果、また報告しますね。
ぎんちゃんでした。