「介護の教科書」の実践
こんにちは!
久々の投稿となります。職員の逢坂🐕🦺です!
「何を書こうかなぁ」
と思いましたが、新しい職員や新しいご利用者もいたり、
最近の日常の様子を紹介させて頂こうと思います。
突然ですが、自立支援の鉄則「引き算の介護」ってご存知ですか?
老人ホーム検索サイト「みんなの介護」より抜粋
↓
できる限り、理想に近づける介護ができればと思っていますが、
正解のない介護ですので、毎日の積み重ねがいつの間にかそうなっている!
というのが理想かもしれません。
職員がそういうことを意識してご利用者に接するうちに、「できなかったことができている」という現実を見て、嬉しくなったりします。
ご利用者様同士でその変化に気づいて声を掛け合ったり、時には励ましたりしている様子が微笑ましいことも。
そんな日常の様子をご紹介したいと思います。
おやつは職員が用意しますが、時にはご利用者に手伝ってもらいます。
さすが長年、台所に立っていただけあって上手に仕上がります。
日中は思い思いに過ごされています。
絵描きも誰かが始めたら、「私も描いてみる〜」とつられて一緒に描き始めたり。
いつもは寡黙に座っているだけの男性が女性のご利用者に「ねー、一緒に手伝って」と言われると「私もやろうか」と配膳を手伝ったり。
「天気がいいから外いこう」と職員がお誘いすると
「出来るかなー」と言いつつもいつの間にか夢中になって土いじりをしたり。
普段、座っているだけで職員が車椅子を押して移動していた方に「ねー、頑張って自分の足で行ってみない?」と伝えて最初は拒否していましたが、
周りから「頑張れー」と声援を受けて、自分の足で前進されていました。
一人だとやらなかったご利用者が、周りから応援されて「よしやってみよう」って思ってできたら拍手が起こりました。
とても嬉しそうな顔が印象的でした。
「やればできる」
そう思ったに違いありません。
長い人生で経験してきたことですが、
ついつい介護される側に居続けると忘れてしまいがちな
「やればできること」
「一人だけだと怠けがちになってしまうことも皆んながいたら自分も頑張ろう」
そうやってご利用者様同士が励まし合い、職員がその機会を提供すること
冒頭に紹介した「介護の教科書」に書いてあった自立支援の鉄則「引き算の介護」っての試行錯誤しながら実践中であります笑
是非、遊びに来てください。