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健くんごと。(THE iDOL)

待ちに待った三宅健くんのニューアルバム
『THE iDOL 』
これを契機にテレビやラジオに次々に出演してくれて、
私たちは連日のスケジュールを楽しく追わせてもらっている。
そして、毎回思うのは、その出演は決して当たり前ではないということ
新曲が出たら歌番組に出て、ランキングにも登場するなんて簡単ではない
テレビに出ることは素人でも夢だったりするけど、
その凄さと大切さをこの数年で痛感している。

そんな中、出演してくださったラジオ番組が衝撃的で放心してしまった。
当たり前じゃないって分かってたのに、
足りてなかった。
そもそも、“ iDOL ” で居てくれることが当たり前じゃなかったんだ。
いや、分かってなかったんじゃなくて、
分かりたくなかったのかもしれない。
居なくなるかもしれない可能性なんて、
考えたくなかった。

健くんは今回のアルバムにはファンの子への暗号が隠されてると言っていた
どんな暗号なのか、少し、考えてみた。

この『THE iDOL』というアルバムを聴いた印象は、
いろんな三宅健が居る、ということ。
健くんの気になった若手新進気鋭のアーティストさんにお願いをしてつくってもらった今回の楽曲は、
それぞれのアーティストさんのファンの方々にも好評で、
それぞれのアーティストさんの色に染まっている健くんを喜んでくれている。
そんな楽曲たちを繰り返し聴くうち、
健くんの過ごしてきた30年は、どうしたらグループが良くなるか試行錯誤し、その時その時に合わせて自分を変化させてきた結果なのではと思った。

結成されたグループは健くんを中心に作られたという話はよく聞く話で
でも剛くんと組んだら1番にはなれないと言われたことも有名な話
それでも健くんはグループを組んで、いちばんグループへの愛が濃く表れていた。
健くんの声は特徴的でしばしばコンプレックスでもあったかなと思う
でもその声を良い方へと変える努力をして、ある時は楽曲のスパイスにもなったし、ある時は控えめな楽曲にもなった。
健くんの歌の収録は最後になることが多いと聞いたこともあって
メンバーの歌声を聴いて自分の声の居場所を見つけていたのかな、と思っていたりする。私の勝手な妄想なんだけどね、全部。

健くんを中心に組む、という話に戻して
変な話、時計に例えてみる。
始めの構想は分からないけど最終的には、健くんは
グループの内にある大事な歯車みたいだったんじゃないかと思った。
ネジを巻いて1番最初に回り出す歯車。
商品として目立つ文字盤や針、ベルトではなく、見えない心臓部。
失礼なこと言ってるのは重々承知なんだけど、ニュアンスが伝わると嬉しい
だから、その時計が解体されて文字盤も針もバラバラになって
その中心にぽつんと残された心臓部の歯車。
そんな風に、今までの健くんを想った。

そして今日のラジオを聴いて。もう一度改めて目を閉じて聴いて。
いろんな葛藤や悩みもたくさん抱えて、それでも健くんは
自分の周りに残ってくれたファンの子たちと歩み始めたんだと思った
私は、その残ってくれたファンというよりは
歩み始めた健くんに着いてきたファンの方だと思うので、
30年一緒に過ごしてきたファンの皆さんが居てくれて本当に良かった。
ありがとうございます。今の健くんに会えて本当に嬉しいです。

大きな人生の分岐点。それを越えてつくられたアルバム
『THE iDOL 』
健くんの中のアイドルは偶像。何にでもなれるもの。
その言葉通り、アーティストさんそれぞれの良さを自分の中に取り込み
いただいた楽曲の中心で“三宅健”という歯車を回して、
健くん自身と各アーティストさんをミックスさせている。
甘い歌声、カッコ良い低音、綺麗な高音、ラップ、ファルセット、ウィスパーボイス
各曲で発揮されるのではなく、1つの曲の中でいくつも使い分けられるのは
今まで血のにじむような努力を積み重ねてきていたからだと思う。


一人になって、続けるか辞めるかの選択肢があったのって
実は健くんだけなんじゃないかって思って、それがまた胸を締め付けた。
どれだけの孤独と戦ったんだろう。誰に相談できたんだろう。
さらに、『iDOLING』製作中も葛藤があったと言っていた。
そして最後にたどり着くファンの子たちの存在。
そしてつくられたアルバム。
全力で、IVYへのラブソングなんだと思っていいかな

そして、それを受け取ったIVYは
全力で健くんへの愛を返していこうと思うよ
今回のアルバムは、その様々なアーティストさんのファンの方や
テレビ、ラジオで見聞きしてくれた方々にも好きと言ってくれる方が多くて嬉しい。
このアルバムには、健くんの大きな愛と少しの痛みが混じっていて
それがとても多くの人たちに響いているのではないかと思う。
健くんの大きな愛に触れて、彼を好きになってくれる人が増えてくれたら
それ以上の喜びはないな。


周りをよく見ていて、感じている健くん。
私たちが何をして、何を見て、何を感じているかを知ってくれる健くん。
テレビの向こう側の人だった彼が、今はSNSでとても近くに感じられる。
でもプロのアイドルだから、必要以上に近寄らない。
この絶妙な距離感を保てるのは、健くんしかいないと思ってるから
彼の沼に落ちたら、みんなビックリすると思うよ。
近さや危うさを感じられるからこそ、時に痛みを伴うことがあるけど
それも彼の人間性が素直に出ているからだと思うから
だから、私たちは彼の近くに、彼が近づいても良いと言ってくれる距離で
愛を叫び続けたいと思う。

健くんの言うアイドルは、今まで目にしていたアイドルとは違うと感じてる。
夢と希望を届けるキラキラアイドルだけではなく、
ファンと共に相互に感じ合い、共に創り上げるiDOL。与えられるものに甘えるだけでなく、共に同じ目線で進んでいきたくなるiDOL。
健くんとIVYが力を合わせれば、健くんがやりたいと言っていたアイドル×〇〇が出来上がるんじゃないか、と私は偉そうに思ってる。

こんなにも私の心を支配していく健くん。
私の中には、とても温かくて大きな“三宅健”という存在が
確かに“幸せ”の中心で回り続けている。

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