地球を飛び出してきました。
2024年7月19日、神奈川県民ホールで行われた
“20th Century” のコンサートへお邪魔してきました。
二日間限定でトニセンチャンネルで配信もされていましたが、
私はその公演の1つ前のものに行ってきました。
ここまで全国をツアーで回って来て、
そこまで大きなネタバレはなかったものの
カミセンの曲を歌うこと、
井ノ原くんが「アイドルを続ける」と挨拶したことは
事前に知ることとなり、少し緊張したままこの日を迎えました。
緊張したように感じたのは、
私が三宅健くんのファンであるからだと思っています。
それこそ、健くんが『今世はアイドルを全うする』と宣言していて
その健くんの言う “アイドル” と、
井ノ原くんの挨拶した “アイドル” は何か違うような気がして、
でも何が違うのかはよく分からなくて。
ともかく、V6が解散してもトニセンも剛くんも岡田くんも
変わらずに応援したいと思っているので
とても楽しみでもあり、神奈川県民ホールへ向かいました。
プピコンで訪れることが出来なかった神奈川県民ホールということで
裏口の方を横切ったとき、健くんの特典映像を思い出してニマニマしました
そして、入り口でグッズを買う列に並んでいる時も
上から健くんが見下ろしていたのかと、どきどきしながら
スマホを見ずに日傘をさしていました。
座席は一階席の後方。取材のカメラがたくさん入っていて、
どセンターでしたが私の後ろはカメラのみでした。
いやしかし、直前まで東京ドームや有明アリーナでライブを観ていたので
ホールってやっぱり小さいな、と思ってしまった。
すごく近いから、双眼鏡がなくてもきちんと表情が見えるし良いんだけど
岡田くんの「俺はもう見ない景色だから」という言葉を思い出していました。
またいつか、広い場所でのコンサートを観たいと思ってしまった。
まだV6の曲を歌うトニセンに会えていないのに、
すでに大きな場所で歌う6人に会いたいと思ってしまった。
始まる前、ペンライトを何色にするか迷った
3色一度に点灯できる仕様だったので、それにしたんだけど
YouTube観てたらその3色を光らせている人たちが結構たくさんいた
そして本編がスタート。。。
うん、健くんの声が聞こえた気がしたよ。
健くんのソロコンの時に5人の声が聞こえた気がしたように
トニセンのコンサートでもV6の曲ではきちんと6人の声がした気がした。
健くんが歌うところは音だけになっていたけど、
そこは絶対にみんなの中で健くんの声が聞こえているはずで
そんな健くんを感じられる曲が2曲目にあるのが、私は嬉しかった。
その後は剛くんを感じられる曲や、
岡田くんが買い物カート回してたのも思い出せた。
トニセンの曲は3人で格好よく、素敵なんだけど
6人の曲は3人だけで歌うとどこか余白があるようにも感じられて
そこは敢えてトニセン用に変えるのではなく、わざとなんだろうな、と思った。
少年隊メドレーの時、
少年隊の3人が20代で歌ってた曲を
50代になって歌ってますって言ってたけど、
“ギャラソニ” では10代でカミセンが歌ってた曲を歌ってたよね
私はね、すごく嬉しいし楽しかった。
それが、あの場にいて直接その空気を感じていた真っ直ぐな感想です。
健くんに、音楽に委ねて身体を動かす楽しさを教えてもらったから
コンサート中ずっと身体がリズムを刻んでいた。
両脇のお姉さんたちに迷惑だったかもしれないけど、楽しかった。
泣けるところもあったけど、“ギャラソニ” は本当に楽しかった。
MFTP でフ、フーッって出来たし、愛メロの手振りも出来たし。
これらは、出戻ってからずっとアマプラやDVDを見続けて、
テレビ画面の前で踊ってたから、会場で一緒にできて本当に最高だった。
そしてカミセンの曲。
夏のかけら も テーマオブ も、私が1番最初にファンになったときに
コンサートで聞いていた曲だったから、また聞くことが出来て嬉しかった。
家でゆっくり、冷静になって配信をみると感慨深くなったりもして
いろんな方の X での反応を読んだりもして、考えてみるんだけど
カミセンの曲は、たぶん誰が歌ってくれても私は嬉しいと思う。
でもそれは、きちんとグループや曲にリスペクトがあって真面目に歌ってくれる、という条件付きではあるけれど、
軽い気持ちでは、歌ってほしくないのだけど。
そして、それを聞いてくれるファンの方たちも最高にその曲を好きでいてくれるなら、誰が歌ってくれても嬉しいだろうな、と思った。
でも、聞いてくれるファンもその曲を最高に好きでいてくれる、
という条件は
結局のところ、V6のファンであったり、
トニセン・カミセンのファンであったりすると思うので、
やっぱりこの曲たちが最高に輝くことが出来るのは、
このコンサートでしかないんだろうな、と思った。
実際に曲がかかった時のお客さんのテンションの上がり具合は、
このコンサート内で最高であったと思うので、本当に聞けて良かったと思う
みんなが大好きな曲であることに変わりないんだということが嬉しかった。
さて、ここまで来て、
頭の井ノ原くんのアイドル宣言に戻る。
このコンサートにお邪魔させてもらって感じたことは、
古き良きアイドルを継承していく、ということ。
今まで短命で終わってきたアイドル曲を後世にも継承するということ
たくさんの宝物を両手に抱えて1つでも多く残していくこと
アイドル曲を歌って躍り続けられるアイドルでいること
そういう事なのかな、と思った。
健くんの言う “iDOL” と似て非なる、というのか
でも根底は同じような気がした。
アイドルが誇りで大切で、自分の通った道を大切に繋ごうとしている
新たな道を開拓すること、今までを一緒に連れていくこと
一人で進むには難しい道を実は共に進んでいるのかもしれない。
感じていた違和感はきちんと自分の中で整理されていった。
今回のパンフレットに載っていた
“感じたものをそのまま受け取ってほしい”
私が感じたものは、楽しさと今までのたくさん詰まった思い出たち
今までのこだわりまくった演出が脳内で自然と再現されたり
飛び出さない特効に勝手に身を縮めてしまったり
歌わない間に聞こえてくるカミセンの歌声だったり
その全てを、私だけじゃなくその会場にいた全員が感じているであろう感覚
ファンだけじゃなく、トニセンもその感覚を楽しんでいたように思う
そして、感傷的になるのではなくペンライトをぶち上げて楽しめる空気
私にはエールに聞こえたよ。ネガティブな感情なんてない。
ギャラソニ、また一緒に行こう! 喫茶二十世紀にまた行くよ。
配信には入らなかったアンコール “あなたと”
私にはこの曲の『あなた』が
健くんにしか聞こえなくなってしまっているので
最後はボロボロに泣けたことだけは、忘れたくない。
皆さんの中の『あなた』にも届いていることを願う、、、
地球を飛び出した、ギャラソニの帰り道。
健くんのアルバム “THE iDOL” をエンドレスで聴きながら
健くんへの想いがさらに募った。
たくさんのたくさんの大切な思い出は、お兄さんたちが抱えてくれている
私たちは私たちで、また新しい思い出をたくさんたくさん作っていこう
積み重ねてきたものは一度リセットされているけれど、
でもすぐに、もうすでに健くんからたくさんの愛情を受け取っているから
健くんの紡ぐ、新しい音楽と新しい道を一緒に歩んでる幸せをかみ締めてる
トニセンも剛くんも岡田くんも好き。
V6、カミセンも好き。
そして、健くんの作るまっさらな道を一緒に進みたい。
未来へ向かう健くんが大好き。
わがままIVYです。それでもIVYなんです。ずっとIVYでいたいです。
そう思えた、トニコン2024。
よく分からない締めになるけれど、背中を押してもらった気がしてる。
改めて、新しい思い出をたくさん作っていきたいと思えた時間でした。
ありがとうございました。