自分の趣味趣向を他人に指摘されて初めて気がつくことがある。

自分の好きなものとは他人に言われて初めてその傾向に気がつくということがある。

会社で旅行や休暇をとっていた方から、お土産をいただくことがたまにある。基本的にはもらっても手をつけないことが多いぼく、正しく躊躇なく開封してその場で口に運ぶこのがたまにある。


「あんこの時はすぐ食べますね」


と後輩に言われて初めて気がついた。

確かに。確かに今まで躊躇なく食べたものは全て純粋なあんこのものが多かった。その中でも1番美味しかったのは岡山のお土産の大手饅頭というものだった。これは本当に美味しい。美味しすぎて長期休暇でいない人のデスクに置かれたそれを黙って食べたくらい美味しかった。

自分の趣味趣向を他人に指摘されて初めて気がつくことがある。

選択には全て理由があって、自分の人生で培ってきた要因により選択を行っていると思う。そしてそれは意識的なものと無意識的なものに分類される。


トマトが嫌いだ。トマトのえぐみが嫌で食べて気持ち悪くなったことがあるから嫌いだ。これは意識的要因。


でもあんこは?わからない。小さい時からたぶん好きだった。意識してないし言語化されてない。だからお土産を秒で食べるという、無意識的な選択につながっていたんだと思う。


自分の趣味趣向を他人に指摘されて初めて気がつくことがある。



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