“ねつさめ”をもっと楽しむために〜perfectをできない私でも、できること〜
たぶん興味や好奇心は人一倍強い。
何でもかんでもすぐに「やりたい!」と言ってしまう。
言った瞬間は、確かにすっごくやりたかった。完遂できると思ってたんだ。
「全部、やります!やれます!」と宣言して、やりきれてしまえばどんなに格好よかっただろう。
いちばん元気なときにやれる気がしていたタスク量は、ちょっと調子が傾きかけた私には殺人的だった。
無理だ、と認識したときには、全部崩れてた。
予定、計画、メンタル、自律神経、体内時計。
がらがらがっしゃーん。
迷惑かけた。申し訳ない。少しでも作業してリカバリーしないと。
もらったメッセージの返信はどんどん遅くなって、
「助けて、私もう無理だ」はどんどん言えなくなる。
あれ、私、何が楽しくてこの作業、してたんだっけ。
*
なんでもできるperfect humanだったら、どんなによかっただろう。
瞬間最大熱量が高めで飛び込むハードルが低いだけだ、
なんでもできる最強のキャパシティを持っているわけじゃない。
熱が醒めて疲れた目にうつるのは、輝きを失ったタスクの山と、周りへの迷惑。
だんだん自分の現在地がみえてきて、地に足をつけて歩もうとしている私から、
また舞い上がってしまう未来の私へ贈る3つのtips.
***
【飛び込む前に】 そのワクワクを言語化せよ。
それって、どのくらいの熱量で「やりたい!」?
他のことを今すぐ辞めて時間を作ってでも「やりたい!」?
自分の持ちタスクと比べてもかなり「やりたい!」?
まあまあ魅力的でそこそこ「やりたい!」?
いつか、時間があったら「できたらいいな!」?
それとも、自分の意思よりも「一般的にみて、すてき!」?
そしてそれは、どれくらいの特異度がある?
「私でなければできない」?
「他の人でもできるけど、私がやりたい」?
「他の人に任せて、結果だけ聞くでもOK」?
さらに、それをすることでどんなものを得たい?
将来したいことに繋がる経験やノウハウを得たい。
ひとりだとやりにくいから、人を巻き込みたい。
それをしていると楽しくて幸せだから、趣味として。
いちど言葉にして、熱量を客観視してみる。
それ、ほんとに「私が」やりたい?
*
【はじめる前に】 残りHPとMPを確認せよ。
今のわたし、調子何パーセント?
体調は?
最高。睡眠も十分、今なら何だってできそう!
可もなく不可もなく、ふつうくらい。
ちょっと寝不足で下がりぎみ。無理はきかないかも。
気分は?
爽快中の爽快。モチベーション補充も充分。200%の効率でできそう!
ふつうくらいのクオリティは担保できそう。休憩はいるけど。
今日は根性論はおやすみ。回復に充てた方がいいかもな日だ。
そしたら、今日はどれくらいのタスクならこなせそうかな?
楽観的な私は、いつも自分の調子を甘めに見積もってしまうことを忘れないでね。
*
【はじめる時に】 時間と資材を充分確保せよ。
ものごとの全体像をできるだけつかみ、いつやるか決めよう。
今日の調子だったら、どれくらいかかりそう?
このタスクを仕上げたら、次はどんなタスクが発生する?
それはいつやる?
いつもこだわって選ぶ週間バーティカルの手帳は、「いつやるの?」をふんわり受け止めてくれる。
「やすむ」のくれるよはくも、忘れずに予定に組み込む。
ただでさえ「いつやる」の枠で終われるとは限らないのだ。
だから、時間におさまりきらない迷子のタスクくん、勝手に「根性でやればできる」枠を作ってシタリ顔で安住しないでくれ。
君はちょっと延期だ。
大丈夫、忘れたりしないように、今すぐ新しい枠をとるよ。
***
どうやら、簡単には衝動性を抑えられないらしい“ねつさめ”な私。
「心がけ。」だけでは地に足はつかないみたい。
ちょっとでもやった痕跡と成果を残しつつ、
一緒にやってくれる人たちを頼りながら、お互いに心地よく建設的な関係を築いていけるように、
そして楽しく”ねつさめ”できるように。
生身の私よりちょっとだけperfectに近いtipsたちは、きっと助けてくれる。
そして、tipsもどんどんカイゼンされていかなくちゃ、と同時に思う。
おすすめのtips、ぜひ教えてください(✻´ν`✻)