パタッカの自己紹介#2
□My story
前回は、平成31年に本格的に独立し自分のスタジオで生きていく決心をしましたところまで話しました。このノートではその後のお話。
独立した直後、もう少し自分の技術や知識を高めたいと考えていました。その一環で独学で登録販売士の資格取得をしよう決め勉強に励む中、漢方の存在が気になり始めました。アトピー性皮膚炎が酷かった時もステロイド剤よりも漢方薬を最終的には使っていましたし、西洋の薬では治すことはできないなと薄々感じていたので、漢方はいいんじゃないかと直感したのです。独学で登録販売士の勉強を続けていましたが、見事その年の試験は落ちてしまいました笑
そこで、もうちょっと漢方の勉強がしたいなと調べていた際、見つけたのが鍼灸師の資格です。最初に話しときますが、鍼灸の資格では漢方薬の勉強は皆無です笑。でもこの当時はそんなことも知らず勉強ができるものと思い込んで、鍼灸の学校に入ることを決意しました。
鍼灸学校時代。専門学校はリハビリテーションの学校に続き2回目の学生生活です。しかもアメリカ時代を合わせると3回目です。鍼灸では東洋医学と西洋医学の両方の分野を学びます。西洋医学では解剖生理学や臨床医学は医療系の分野ならどの学生でも絶対学ぶため、すでに2回目も学んでいる私には大きなアドバンテージでした。東洋医学に関しては全くの知識のない状態で入ったので、とても楽しく学べました。
(余談ですが、東洋医学と西洋医学は視点が異なるため、同時に勉強しても、別のものをそれぞれ覚えていく感じで、二つのものをリンクして覚えることはなかなか難しいと感じています。科学が進めば或いは西洋医学の観点からも東洋医学を説明できる時代が来るかもですが、今現在ではまだ難しいでしょう。これに関しては、またどこか違う時にでもノートにまとめようと思っています。東洋医学と西洋医学を両方学んだものとしての感想は、合う合わないがあるということです。これは体質なのか、本人の考え方によるのかはわかりませんが、東洋医学の方がよく効く人もいれば、西洋医学がよく効く人もいるのです。鍼を刺してすぐ良くなる人もいれば、鍼で逆に調子が悪くなる人もいます。大事なのは恐れず両方試してみることです。)
鍼灸学校を卒業後は、鍼灸をサービスに加えながらスタジオを経営しています。リハビリ、ピラティス、鍼灸とさまざまなアプローチが行えるようになりました。ただ今振り返れば、好奇心があって勉強が好きだからこんなにも学校に通ったり、資格をとっていったのではなく、自身のなさが根底にあったのだなと気が付くことができました。資格をとっていったことは無駄ではなく、むしろ自分がどんな人間なのかを気がつくことができたのは財産です。
うちのサービスを受けるお客様により良いものを提供するために、最新のことを知らないといけない、目新しいものはないか、自信のなさはこんな風に手当たり次第に資格をとったり勉強することで他人の真似事をしていました。しかし、自分の今持っているもの、私の強みを活かすことを今後はしていきたいと思っています。そんな思いの一端がこの本↓
説明文抜粋↓
この本は運動指導者やインストラクーターなどが必須のキューイングに関して書いた本です。この本をとった人は、おそらくピラティスやヨガの指導において、何かしらの行き詰まりを感じているのではないでしょうか?筆者も「クラスの生徒の動きの質をもっと高めてあげたい」、「より効く運動はないか」その思いで色々なセミナーに参加して新しいポーズを学んだり、流行りの道具を買ったりを繰り返していました。そして新しい方法が飽きてくるとまた他のセミナーに参加して道具を買っての繰り返しでした。そのような中、目新しい動きや最新の道具を用いなくとも生徒側の意識の向け方(気づき)が増えれば、今ある動きでも十分に効果がでることに気がつきました。生徒に気がつかせるとはどういうことでしょうか?そこで必要となるのがインストラクターであれば誰もが必然に使っている「キューイング」です。キューイングは技術です。ぜひ学んで見てください。
単純に新しいものを増やすのではなく、今持っているものを活かすことに触発されて書いた電子書籍です。こんな感じで、このnoteでは、目新しいものだけに手を出していくのではなく、今ある知識や経験を100%活用することを目標に書いて行こうと思います。このノートが皆さんのお役に立つことがあれば幸いです。今後は、電子書籍の書き方関連、学位授与機構で学位を取るまでの流れなどもnoteできれいにまとめればと思います。
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