夏が終わりだ
2023.09.06
すごみ
『波よ聞いてくれ』の小芝風花は、本当にすごかった。セリフを噛まない、とかそういうテクニカルなことよりも「鼓田ミナレ」ってドラマで成立させようとすると、すごく難しいバランスの主人公で、原作そのまんまを演じようとするとただのやさぐれた下品な女の子になってしまうし、かといって、上品すぎると原作のよさが薄れて嘘くさくなってしまう。小芝風花は、小芝風花としての上品さをまといながら、まっとうに鼓田ミナレを演じたことで、結果として、奇跡的なバランスで、めちゃくちゃ絶妙な鼓田ミナレだった。
……と、なんかこのバイキング西村さんの記事を読んだら、書いておきたくなってしまった。
バズり記念日
6年前のきょうツイートした、トムが自分の尻尾を追いかける動画が6.8万リツイート、520件の引用、13.2万件のいいねを叩き出した。
全部断ったけど、ネットメディアからの転載依頼、テレビ番組からの動画使用許諾依頼とかがたくさん届いた。
あと、まったく同じ文言で猫がしっぽを追いかける動画をツイートする人が出てきたりして、なんだか「人の欲望」が見えた気がして、おもしろかった。
送られたい
「犬と猫と人、みんな一緒に老いていく。」というコピーだけで泣けてきちゃう。
何匹もの猫を見送ってきたのだから、そんな最後が選べるのであれば、猫に見送られてもバチは当たらないのではないか。
この本は、キャッツミャウブックスで買う。
石黒謙吾さん、「ネコメンタリー」ご出演らしい。
僕が「ネコメンタリー」に出演できたとして、いわ亡き後、どの猫を主役に抜擢すべきだろうか。みんな、人見知りだからな……。強いて挙げると、てんかな……。
呼びかた
左右社の編集者である筒井さんが、猫を迎えたらしい。
めでたい。
「猫ちゃん」……。言ったことないよ……。
「エサ」じゃなくて「ごはん」、「飼う」じゃなくて「暮らす」……みたいなこと、ことさらにいう人、いるよね。
「それ、なに仕草なんだよ……」って思っちゃう。
僕は猫は猫で、人は人、言葉は言葉って感じなので「エサ」とも「飼う」とも言う。
僕が「エサ」や「飼う」って使うからといって、猫を大事に思っていないとでも?
言葉の上っ面に過剰に反応することのほうに、なんとなく危うい感じを抱いてしまう。
うたわない女はいない
重版、いいなぁ。未読だけど、買う予定。
いなば
推せる。
寿人
Mリーガーの佐々木寿人プロが、辰巳出版の関連会社である日東書院から書籍を刊行すると……。勝手に近しい人な気持ちになる。
ルー、パリで生まれた猫
抽選で3名様に自分の家の猫のポスターを作ってくれるらしい。いい企画。
応募して、キャッチコピー部分を自作の猫短歌にして、作ってもらいたい、と思ったけど、自重する。
なんか、まあまあ、夏が終わりだ。