手触り
2023.11.15
おやすみ短歌
![](https://assets.st-note.com/img/1700040452698-nZ3yWQyb4W.jpg?width=1200)
本日、拙作を一首掲載していただいている『おやすみ短歌』(枡野浩一・pha・佐藤文香 実生社)が届いた。
思っていたよりもずっと分厚くて「おお!」と思った。カバーなしで角丸でツヤツヤで、ちょっと懐かしい感じがする装丁。かわいい。栞もかわいい。
『おやすみ短歌』(枡野浩一/pha/佐藤文香 実生社)
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) November 15, 2023
届きました。
枕元が似合う短歌集。かわいい。
掲載歌以外の自作のおやすみ短歌を探してみた。
寝たら死ぬとき以外なら寝てもよいことにしたのでおやすみなさい
僕史上いちばんやさしい声である 毎晩猫に言う「おやすみ」が#おやすみ短歌 pic.twitter.com/jZUM46rEbb
自作の「おやすみ短歌」、調べたら二首あった。ゆっくり読ませていただきます。
アボカドの種
![](https://assets.st-note.com/img/1700041420808-0J1NVeWOoM.jpg?width=1200)
俵万智さんからご恵投いただいた。僕のような端っこの歌人に……と恐縮してしまった。あと、俵万智さんにして、歌集としては「第七歌集」なんだね……。もっとたくさん出していそうと思ってしまった。
そして、この本も名久井直子さんの装幀なのか。すてき。
帯に書かれている《父に出す食後の白湯をかき混ぜて味見してから持ってゆく母》《「楽しくじゃなくて正しく弾くんだね」子に見抜かれる私のピアノ》なんかは、シーンの切り取りかたが本当に絶妙。
ありがたく、心して読む。
装丁
先日「どんな装丁が好きですか?」みたいな話になった。すぐには思い浮かばなかったので、「あとで改めてご連絡します」と言って、本棚の本を手に取って「これは、好きだな……」と思う本をピックアップしていったら、たぶん僕は本の「手触り」や「質感」を重視している、ということに気がついた。
そう言えば『いまから猫のはなしをします』の表紙カバーも、最初の案の紙の手触りが好きじゃなくて、すごくギリギリに無理を言って変更してもらったのだった。
あと「持ち心地」というか「サイズ感」が重要っぽい。
きょう思いついたこと
きょうウォーキングをしながら思いついたのは「来年は、毎日書いている日記(この文章のこと)、Twitterなどからの引用を極力減らして、もう少しだけ『外向き』の文章にして、この日記自体を印刷して冊子にしてみたらいいのでは?」です。
僕なんかのなんにも起こらない日常の日記本、おもしろいだろうか。おもしろくなさすぎて、おもしろそう。
車内
あまりいい趣味とは言えないかも知れないけど、国道をウォーキングするときには、なんとなく国道を行く車の中の人を観察してしまう。
「車内」って外とは遮断されていて、運転者にも同乗者にも、少し油断というか、気を抜いている感じがあって、それを見るのが楽しい。
談笑している様子や、めっちゃ気持ちよさそうに歌っている様子が、通り過ぎる一瞬だけ見られるのが、なんかいい。
7305歩。
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![仁尾智(におさとる)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124349/profile_835781cef4c6138241cd620dcfd26398.jpg?width=600&crop=1:1,smart)