西荻窪
2024.11.24
きょうは、西荻窪の今野書店で枡野浩一さんのトークイベント。
14時からなんだけど、せっかく西荻窪に行くのに、イベントだけじゃもったいないような気持ちになって、少し早めに行って散策しよう、と張り切って家を出た。
9時30分くらいのロマンスカーに乗って、10時30分頃に新宿に到着。総武線に乗り換えて、11時くらいには西荻窪に着いていた。
だいぶ時間があるので、とりあえずなにも考えずにふらふら歩く。
西荻窪、なんかすごく味のある、というか古い民家とかが突然残っていたりして、なんか、いいね。こじんまりした素敵なお店が沢山点在している印象。
あと、歩いてると、やたらカレーの匂いがしてきた気がする。
だいたいあんまり来ない土地に来ると、ベトナム料理屋さんを探す。
「西荻窪 ベトナム料理」で検索すると、2件出てきた。
「ノムカフェ」と「バインミーバル ハチ」。
まずは「バインミーバル ハチ」に行ってみたけれど、12時の開店前で場所もはっきりわからず。
では、と「ノムカフェ」に歩いて行ってみると、それらしき場所に行列が。
そう言えば、昼ご飯時だったから、あてもなく歩いていると、あちこちに行列ができていて「ああ、ここは人気店なんだ……。なんのお店だ? 中華料理か……」みたいな発見が多くて、おもしろい。
並ぶのは趣味じゃないんだけど、開店前に数人、という感じだったので後ろについてみた。しばらくすると開店。1巡目に入店できた。
フォーにしようか、と思ったんだけど、家でほとんど食べない牛肉の麺料理を見つけたので、それにした。
牛肉、フライドオニオン、ピーナツ、ナマス、パクチー、ライムなどの下にはブンがいる。これに別添えの甘めのタレをかけながら混ぜながらいただく。上品で美味しかった。
これと、アイスベトナムコーヒー。バインフラン(プリン)も食べたかったが、無理。また今度。
お腹も満たされた。あと1時間半、どう過ごそうか。
ひとまず歩き始める。
そう言えばSNSでよく目にするBREWBOOKSという本屋さんは確か西荻窪では? と調べると、やはり西荻窪だ。歩いて数分の場所にある。行ってみよう。
あった! あ、すぐ前にこちらも気になっていた動物の文具ばかり置いているお店「文具店タビー」があるではないか。あわよくば『三十一筆箋』を置いてもらえたら……なんて考えていたんだけど、こんな突然出会ってしまうと、ちょっとためらわれるな。また今度にしよう、と思っていたら、お店に入ることもためらわれてしまい、結局は入らずBREWBOOKSへ。普段家から出ない人間にとって、外食や買い物は、気後れとの闘いだ。
BREWBOOKSでは、買いそびれていた『沼の夢』(工藤吉生 左右社)を購入。『また猫と 猫の挽歌集』も置いていただけていた。感謝。
その後もたくさんあるカフェにも尻込みして入れずに、ただただ歩き回って、13時30分ごろに今野書店へ。
自著はあるだろうか、と探すと『また猫と 猫の挽歌集』と『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』があった。感謝。
……で、「そういえば『短歌研究』ってなんか年鑑で、俺、今年は特に意味もないけど掲載されてみようと思って、原稿送った記憶があるぞ」と探してみたらあった。
さ、三千八百五十円!? びっくりして漢数字で書いちゃったよ。たしかに分厚いんだけど、これ、どういう人が買うのかしら。
【特別企画 歌人1000人アンケート「猫のうた」「犬のうた」】に自作が掲載されていないことを確認して、そっと棚に戻した。
きょうの歩数:14,111歩
イベントが行われるのは、地下。本屋さんの隣の階段を降りたところである。
イベントへ
元のイベント名は「歌人らの悩みを聞いてそれよりもひどい話を聞かせるライブ」だったんだけど、イベントが始まると同時にこのイベント名は改名されて別の名前になったんだけど、その名前はちょっと失念してしまった。
とにかく、事前に短歌にまつわる(まつわらなくても)悩み事をアンケートで聞いていて、それを枡野さんがこれまでのさまざまな経験を通じて、解決していこうではないか、という趣旨。
登壇者には枡野浩一さん、藤元達弥さん、グコウケン2の関昇平さん。
関さんのMCは、声と話し口調がとても聞き取りやすくて、素晴らしかった。ツッコミは重宝される、というのは、僕も役割的にはツッコミなので、なんだかよくわかる気がした。
そんなこんなで、イベント開始。
みんな、割と本気度の高い悩みごとを出していて、笑い、というよりは、しっとりとしたトーンがベースで、ちょっと珍しいイベントだったな……。それが新鮮だったし、短歌を作っている人の悩みを聞くのも、なんか、よかった。みんな、悩んでる。
ちなみに僕が出した悩みごとはこれ。
もう少し自分が他の歌人に興味を持たないと、ダメなことはわかっているのだ。
枡野さんの回答は、「なるほど……」というものだったので、どこかのタイミングで実行していこうかな、と思っています。
藤元さん、関さんおよびマドレーヌを作り、スタッフとしてフル稼働していた舞草さんに『三十一筆箋』を進呈した。
会場にいた数人の方に『三十一筆箋』をご購入いただいて、恐縮してしまった。ありがとうございました。
最後に御三方が短めのネタを披露して、イベントが終了。
枡野さんのネタに自作が出てきて、ちょっと気恥ずかしかった。
トリを努めた藤元さん(現役弁護士)は、なんというか……メジャー感があって、さすがのおもしろさだったな……。
帰りは、西荻窪からぼんやり乗った電車が東西線直通かなにかで、いつまでも新宿には停まることなく、おかしい……と気付いた高田馬場駅で降りて、山手線で新宿まで戻って、箱根そばでかき揚げ丼とそばのセットを食べて、帰りのロマンスカーでいただいたマドレーヌを食べて帰ってきた。
この時期、東京から秦野に帰ってくると、明らかに東京よりも秦野のほうが寒くて、びっくりする。
キーボード
帰宅すると、先日購入したバッファロー製のキーボードが届いていた。
さっそく接続しようと開けてみると、入っているとされているドライバーの入ったCDが入っていない。まあ、必要ならダウンロードできるだろう、とひとまずドライバーもなにもインストールせずに接続してみた。
お、使えるじゃん。
……で、さっそくこの日記を書き始めたんだけど、だいたいは書けるんだけど、なんかちょっとずつ違うんだよ。
本来、shift+8が「(」なのにshift+9が「(」だったり。
「やっぱりドライバー必要?」とダウンロードしてインストールしようとしても、いまのOSには対応してないドライバーらしい。なんと……。
いろいろ調べて、このサイトで説明されている「Karabiner-Elements」というアプリをインストールしてみたら、正しく入力できるようになった。キーの割当を変えたりしたわけじゃなくて、ただインストールしただけ。理由はよくわからないけど、ひとまず結果オーライ。