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「あなた」は「ぼく」
2022.11.16
きょうは、すごく寝てしまった……。いまほんのり頭が痛い。寝すぎのせいでありますように。
きょう採取した短歌ブーム
結句の倒置が、いいなあ。「僕は」って開かれて終わると、そこに無限の未来が感じられる。 #舞いあがれ pic.twitter.com/OmI7aFLwto
— 俵万智 (@tawara_machi) November 16, 2022
#舞いあがれ たかしくんの初短歌はさすがに朝ドラ的素直さ!という感じの作風だったものの、どことなくこなれ感がある
— 筒井菜央🐯東京文フリ【く-07】ポエトリー左右社 (@tsutsui_ota) November 15, 2022
朝ドラ「舞いあがれ!」で主人公の幼馴染が詠んだ短歌。脚本家が歌人だそうだ。
「https://t.co/EqjGwXWFRZ」の11月16日号(No.2323)の「今年のトレンド大賞」で現代短歌について取材していただきました!木下龍也さん、早坂類さん、岡本真帆さんの短歌もご紹介しています。どうぞよろしくお願いします! pic.twitter.com/ftswsKKBYC
— 東直子 (@higashin) November 15, 2022
『anan』にも。
そろそろプレバトの俳句のように、テレビのバラエティー番組で短歌の出来を競うコーナーができそう。
表札
きょう、あまり来ない配送屋さんが荷物を届けてくれたんだけど、「ここは……井関さん(僕の本名)のお宅ですか?」と不思議そうに聞くので「仁尾名義の何かが届いたのかな?」と思って、「はい、間違いないです」と答えたら、続けて「このお荷物、間違いないですよね? ご確認ください」と言われて見たら妻が通販で買った何かだった。「はい、だいじょうぶです」と答えて、署名して受け取った後「あの人、なんであんなに訝しげだったんだろう……」と考えていたんだけど、よくよく考えたら我が家には、随分前から表札がないんだった。そりゃ、とまどうね。いつも来てくれる「クロネコヤマト」や「佐川」だともう承知の上だから、気づかなかったよ……。
表札、いるのかな……。
自分に諌められる
ときどき、自分も経験したことがあるようなかなしみを見かけると、何か言いたくなってしまうけれど、そのたびに過去に作った自分の短歌が僕を諫める。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) November 16, 2022
わかるなよ あなたにわかるかなしみはあなたのものでぼくのではない pic.twitter.com/q2LUg7SDPd
この短歌、作ったのは本当に短歌を作り始めた初期の頃で、お題が「かなしみ」だったんだけど、当時はそんなに深く考えて作ってなくて「わかるよ……」みたいな安易な同意が好きじゃない、みたいな意味合いだった。
過去の自作にこういう短歌があるんだけど、これとほぼ根っこは同じ。
言い切れることなどなくてあいづちは「わかる」じゃなくて「わかる気がする」
でも「わかるなよ」の短歌のほうは、たびたび僕を諌める。
こんなふうに自分の短歌が、作ったときよりもずっとリアリティーと重さを持って、自分に戻ってくるんだな……と、ちょっと不思議な気持ちになる。
全然別の話になるけど、思い出したから書くね。
上の「わかるなよ」の短歌は「ぼく」から「あなた」に言ってる短歌。
……で、一昨日のこの短歌も「ぼく」から「きみ」に言ってる短歌なんだけど。
らしくない らしくあろうとすることはしおらしいからきみらしくない
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) November 13, 2022
この短歌の結句は「きみらしくない」にしようか「ぼくらしくない」にしようか、ちょっと迷った。
自分のことにするよりも、きみのことにしたほうが、少し「届きそう」と思って「きみらしくない」にした。
うまくいえないけれど、ここは「きみ」でも「ぼく」でも、歌にしている「気持ち」は同じ。
「わかるなよ」の短歌も同じことで「あなた」って言ってるけど、それは「ぼく」(が自問していること)でもあるから、自分を諌めることになるんだと思う。
きょう作った短歌
振り返り過去に失望して前を向くたびに振り返りたくなる
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) November 16, 2022
信じてる
観たい!#あつぎのえいがかんkiki でかかるはずだと信じている。 https://t.co/MLnZGbFQNm
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) November 15, 2022
「あつぎのえいがかんkiki」が「いいね」してくれていたから、きっとかけてくれると信じている。
面倒くさいこと
きょう、確定申告の、特に「電子帳簿保存法」について、ちょっと調べたんだけど、これが、まあ、まるでわからない。
「オンラインで受け取ったPDFなどの領収書の改ざんを防ぐためにタイムスタンプを云々」
データの改竄がお家芸みたいな国から言われたくないよ……と思わずにはいられないんだけど、それはともかく、まあ、不正を防ぐために不正をしない人たちの手間が増えるわけだ。
ここまで考えて、気づいたんだけど「世界の『面倒くさいこと』は、だいたい『悪いことをする人』のせいで『悪いことをしない人』がやらされている」んじゃないの?
例えば、家の鍵をかける、という手間は「泥棒」を防ぐために、泥棒じゃない人がやらされることだし。
そう考えたら、なんだかそういう手間が急に理不尽に思えてきたよ。
それはともかく、例えば「amazonや楽天で購入した際に、届いた商品に入っている領収書や明細書」は有効なの?
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