原画展最終日
2022.01.30
最終日の在廊
ギャラリー猫町での『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』の原画展がきょうで最終日だった。小泉さんと2人で終日在廊した。
思いのほか多くの方に来ていただけて、たくさんしゃべった。
お会いできた方、ありがとうございました。楽しかった。
どういうわけか、きょうは3回くらいこのエッセイのような話をした。みんな抱えて生きている。
東京は豊か
千駄木には美味しそうなパン屋さんがたくさんあって、きょうは行きがけにパン屋さんに寄ってお昼ごはんを買っていくことにした。
1軒目は大平製パン。
生ハムとクリームチーズのコッペパンと、くるみとレーズンとクリームチーズ(?)のサンドイッチ。
なぜクリームチーズ系を2つ……。
後の人が待っていたりすると、なんか焦って目についたのを適当に頼んじゃって、こんな事になりがち。
2軒めはサクセション (Succession)。パン屋というか洋菓子屋さん?
シナモンロールとおみやげのガトーショコラを。
どれも美味かった。こんな高いレベルのパン屋さんを選び放題なんて、なんという贅沢、なんという幸福……とホクホクしながら、ギャラリーに行ったら、小泉さんはコンビニでおにぎりを買ってきていた。
当たり前のことなんだけど、東京の人にはその環境が当たり前のことなので、別に贅沢でも幸福でもないのだと思い知る。
下記のツイートにも少し通ずるものがある。
僕も大阪に住んでいるとき、東京でのイベントがおもしろそうで歯噛みしたことがすごくあって「東京はあらゆる文化が身近な場所」という印象がある。
コロナ禍さえなければ、新刊本のサイン会とか小泉さんと各地に行ったりしてみたかった。
短歌を手書きする
きょう、珍しく要望があってサインに短歌を添えて書いた。(言っていただければ全然書きます!)
その方は「まだ全然覚悟ができていないんだけれど、その時のために」と、下記の短歌を。覚悟なんてできないよね。
《幸せは前借りでありその猫を看取ってやっと返済できる》
手書きと言えば、ちょっと状況的に迷っていてまだ申し込んでいないんだけど、5月の文学フリマ東京に出ようと思っていて、そのときに「手書き短歌」を販売しようと思っている。
昔の駄菓子屋さんにこんな感じ(画像参照)で中が見えない袋にブロマイドとかカードが入ってて、1枚引っ張って買うのあったじゃないですか? あったんです。僕の世代では。
この袋の中に僕の手書きの短歌を一首入れて、それを100くらい束ねて、1回100円で引いてもらう、おみくじならぬ「におみくじ」というのを考えているんだけど、どうだろう。100袋全部違う短歌がペラっとした紙に書かれて入っている。
……で、100袋のうち10くらいに「オーダーメイド短歌券」を入れておいて、それを引いた人はそこに書かれたメールアドレスに「作って欲しい短歌のお題」を送ると、それを受けて僕がお題に沿った短歌を作って進呈するという「当たり」もある、みたいな感じ。
売れないだろうか。
手書きがいいのか、印刷がいいのか、もちょっと決めかねているところだけど。
きょうのぼくぼく
ぼくぼくの里親さん募集中!
里親希望の方は、下記リンク先よりお申し込みいただければ。
きょうも「Twitterみてます! ぼくぼくちゃん、かわいいですよね!」って何人にも言われたんだけどな……問い合わせは来ないんだよな……。
そんなそんな。