譲渡会デビュー
2024.12.07
きょうは、人生で初の保護猫譲渡会に参加した。
ハロとランをキャリーバッグに入れて、いざ。
ハロとランは、かかりつけの動物病院からの一時預かりで、きょうは病院の先生も一緒に参加してもらえたので、動物病院に寄って、ケージなど必要なものをお借りして、先生も我が家の車に同乗して出発。
病院で先生を乗せるまでは大騒ぎしていた2匹だけど、先生が乗ってきた途端、絵に描いたような「借りてきた猫」になって一言も発さなくなった。
40分くらいで会場のブランチ茅ヶ崎3号館2階ペットフォレスト湘南茅ヶ崎店に到着。
譲渡会のスタッフの方々と合流。
会場は、ペットショップの一角のコミュニティスペース。このペットショップでは、犬猫の生体販売をしない代わりに定期的に犬や猫の譲渡会が行われているらしい。すばらしい。
きょう譲渡会に参加したのは、ハロとラン以外には2匹のペア✕2で4匹。ハロとランも含めて、みんな2匹一緒での譲渡が条件となっていた。
スタッフはお揃いのエプロンをして、設営。12時に開場。一角に自著を置かせていただいた。(販売用ではなく、身元証明用みたいな感じで)
ハロとランは、持っていったいつも使っている猫ベッドにちんまりしている。
ほかの4匹は、とても人馴れしていてケージから見ている人に手を伸ばしたり、さながら握手会のような愛想のよさだった。
ポツポツと来場者が現れ始める。
来られる人は、必ずしも「里親希望者」というわけではなくて、ちょっとペットショップに来たらたまたま譲渡会をしていたから見に来てみた人もいるし、すごくこの譲渡会目当てに来られた方もいる。
親子連れの方も多かった。
いま1匹で飼ってるけど、遊び相手としてもう1匹を考えているご家族、もともと2匹飼っていて、1匹なくなってしまい、寂しそうな1匹のために迎えてあげようと考えているご家族、初めて猫を飼うというご家族などなど、猫を迎え入れたい、と思う理由はさまざまだ。
理由はさまざまなんだけど、来場者の方々の猫を見る目が、ただただ優しい。
猫と、猫好きしかいない空間は、なんというか……他者が入り込めないような、独特の空気感である。僕は他者ではないけれど、初めて参加する新参者なので、なんとなく中途半端な立ち位置であった。
ハロとランについては、どんなに条件が合致して、ぜひ迎え入れたい、こちらも譲渡したい、という方がいても、いったん持ち帰ってもらって、落ち着いた状態で再度ご家族で話し合って、その結果「迎え入れたい」ということであれば、メールやウェブサイトからお申し込みください、という形を採っているから、里親さんが決まることはないのだけれど、何組かのご家庭が興味を持って話を聞いてくれた。
こればっかりは縁なので、結果はなんともわからないけれど、初めての譲渡会は、楽しかった。
スタッフの方に聞くと、土曜日開催などが影響したのか、いつもよりも来場者数自体は少なかったらしい。
……で、身元証明用に置いていた自著『猫のいる家に帰りたい』の帯を見て「わ、俵万智さんだ……」と驚かれた方が2名おられた。さすがの知名度である。
ハロとランは、途中からは疲れたのかウトウトしていたけど、終始極度に怖がることもなく、ちゃんと顔を見てもらえていて偉かった。
きょう作った短歌
先日の日記に書いた「ボーナス出たから1万円でなんか買える権」は、もしかしたらホームベーカリーがいいのでは、と思っている。
焼きたてのパンの匂いは、炊きたてのごはんの匂いよりも、ずっと蠱惑的だ。
修繕完了
懸案事項だった「現在使っているイスの座面の合皮の経年劣化」だけど、合皮補修シートがきょう届いて、さっそく貼ってみた。貼る前の写真を撮り忘れてしまったので写真は割愛するけれど、悪くない。イスの買い替えはひとまず延期。
型抜き印刷
先日「絵かきと歌人と本屋の猫ばなし8」の特典として作成した「三十一筆箋専用下じき」が、事例紹介としてサイトに掲載されました。
やー、それにしても、やはり結構疲れた。
よいこ゚縁がありますように。