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観劇と感激
2023.04.02
たぶん30年以上前に扇町ミュージアムスクエアでリリパットアーミー(演目は思い出せない)を観に行った以来の観劇は「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) April 2, 2023
映画「シラノ」を観て予習していってよかった! おもしろかった。
役者ってすさまじい職業だな、と思う。#エドモン pic.twitter.com/yUj0QmNfxb
きょうは、「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」を新国立劇場で観た。きのう、映画「シラノ」を観て予習していって大正解。観なくても楽しめるけれど、観たほうがずっと話がすんなり入ってくる。今から観る人は、映画も観ていったほうがいいよ!
それにしても役者さん12人で登場人物が50人以上、場面がくるくると転換し、そのたびに舞台上の小道具などを役者さん自身が持ってはけていく。演劇、すごいなぁ……。なんであんなに記憶できるんだろう。しかも明確に「失敗がある」仕事。絶対無理だ、と別に頼まれてもいないし、そんな予定はないのに、自分があの場にいることをちょっと考えて、吐きそうになった。
シゲは、テレビより舞台向きだと思っていたけれど、やっぱりそうだった。普段の口調があまり抑揚がない、少しセリフっぽい話しかたなので、テレビドラマだと普段どおり自然に演じてもやや「棒読み」に聞こえてしまうのだ。すごく損してるように見えていた。でも舞台だと、その話しかたが、むしろとても映える。かっこよかった。
たくさん笑って、最後のカーテンコールでは、なんかわからないけれど、ちょっと泣けてしまった。加齢。
観劇っていつ以来だろう、と思い出してみたんだけど、大阪に住んでいるときに、扇町ミュージアムスクエアでリリパットアーミーの公演を観たような記憶があるんだけど、おぼろげ。あと同じくらいの時期に、京大かなにかの学生の演劇を観に行った記憶もあるんだけど、これもおぼろげ。加齢。
三十数年ぶりの観劇は、思いのほか楽しかった。たまにはいい。
Amazonレビュー
Amazonの自著ページを「レビュー、付くといいな……」と日々眺めていたら、最初のレビューが「エイプリルフール?」って思うほど、すごく、すごく幸せなレビューだった。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) April 1, 2023
こちらこそ生きててよかった、です。
ありがとうございます。
裏切らない仕事をしたい。 pic.twitter.com/eauzvzM646
こんな最高のレビュー、ある? 感激。
最初に読んだとき「これは……なりすましかエイプリルフールのなにか?」って思ったんだけど、すぐに「いや、ここまで僕が喜ぶであろう、そして実際に喜んだ、めちゃくちゃ的を射たレビューを仮に偽者の誰かが書いたとしたら、それはもう『愛』なのでは」と思い直した。したがって、どちらにせよ最高なのである。
ありがとうございます。失望させない仕事をします。
最終日
#一輪の花を自分に買うように短歌を一首選んでほしい
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) April 2, 2023
最終日、終わりました! 100首以上の短歌をご購入いただきました。
ありがとうございました。
短歌カードは、文フリ東京でも販売すると思います。
期間中、差し入れていただいたビールで打ち上げました。 pic.twitter.com/kFC5999vd1
「一輪の花を自分に買うように短歌を一首選んでほしい」本日が最終日でした。ご購入いただいたみなさま、ありがとうございました。会期中、置いておいた寄せ書き本、とても充実してきて、うれしいです。持ち歩いて、ことあるごとに書いてもらおうと思っています。
楽しかった!
きょう作った短歌
きょうのAmazonランキング
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1位と3位。記念撮影。
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