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走る文章

2022.08.30

御せない

きょうは連載の原稿を書いた。短歌は、だいたい出来上がっていて、何について書くかもだいたい決まっていたので、あとはエッセイを書くのみだったのだけれど、書き始めると、本当に自分でも思ってもみなかったほうに文章が走っていって、そのままゴールした。
エッセイって、ちょっと御しきれない暴れ馬みたいなところがある。もう少し長いエッセイだと、暴れっぱなしではゴールまでたどり着けなくて、スタートからやり直す必要があったりするのだろうけれど、僕が普段書いているエッセイは、だいたい500文字。ひと息で書ける長さなので、折り合いをつけようと頑張っているうちにゴールしてしまう感じだ。
読み返して、少しずつ修正して、大筋はそんなに破綻していないから、このままいこう、と提出した。

寝てる間に

らいさまが部屋にいるので、起きている間は、まあ、ガチャガチャ遊んだり、鳴いたり、机に乗ったり、そのまま寝たりと、落ち着かない。
本当は原稿のあと、サイン本を作る予定で、ちょうどいい具合にらいさまはぐっすりご就寝中だったので、「よし!」と準備をしていたら、モゾモゾと目を覚まして、一瞬で絶好調のモードになってしまって、とてもじゃないけどサイン本なんて作れない……。あしたでいいや、となってしまった。

きょうのらいさま

部屋から出たがるので、少し行動できる場所を広げてあげた。階段と、てんのいる寝室にも(人間がいるときは)行けるようにした。

階段を駆け下りたり駆け上がったりするのが楽しそう。


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仁尾智(におさとる)
そんなそんな。