短歌だけで伝わる
2024.08.24
割と……なにもしてないな。
さっきまで、某書店でのフェアのために「におみくじ」(当たりなし)を作っていた。三十首ぶん。
あとはだいたいNewJeansの動画を観ていた。
きょう作った短歌
明け方に羽化する蝶が僕だけを観客とした映画みたいだ(仁尾智・におさとる)
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) August 24, 2024
#スペース短歌 pic.twitter.com/qSoitNQCVQ
【しめきりまで、あと4時間】 #スペース短歌
— 千葉聡 7/7『飛び跳ねる教室・リターンズ』(時事通信社)発売! (@CHIBASATO) August 24, 2024
みなさん、いつもどうもありがとうございます☺️ スペース短歌、今回のしめきりは、本日、8/24(土)23:59です。いつもは日曜日ですが、今回は1日早くなっています。ご注意ください。
すでにたくさんの短歌をどうもありがとうございます。 pic.twitter.com/H5z7NMyege
「スペース短歌」という企画でお題が「わたしだけが……と思ったとき」。
かなり自由度の高いお題だけれど、逆に言うと何を作ってもこじつけられるし、遠すぎるとお題に沿っているように見えなくなるから、お題との距離感が難しい。
お題がある企画に参加するときは、「お題のない状態でも意味がわかること」が最低条件。これは例えば短歌に写真やエッセイを合わせたりするときや、いま進行しているリクエスト短歌でも同様で、とにかく「短歌が短歌だけで伝わること」は死守するようにしている。ひとり歩きできない短歌は失敗作だ、と思っている。
短歌の出来は……どうだろうか。お題との距離が近すぎる感じもあるけれど、ぼやけるよりはいいかな、と思った。
あとは語順と単語をかなり推敲して、最終形になった。
「無声映画」「上映時間」「静寂」「アゲハチョウ」「独り占め」「眠れずに迎えた朝」「息を呑む」……みたいな単語が浮かんでは、入れてみて、消し……を何度もくりかえして、上記の最終形に落ち着いた。
「静かな時間」的な要素を入れたかったんだけど、結局「静か」要素は入らなかったな……。「明け方」と書くことで、静かな感じは少し伝わるだろうか。
NHK短歌
【お知らせ】8月25日(日)朝6時から放送の「NHK短歌」におじゃまします。司会の尾崎世界観さんと選者の枡野浩一さんに、短歌の読み方、味わい方をたっぷり教えていただいて、楽しい収録でした。
— 牟田都子 Satoko Muta (@s_mogura) August 19, 2024
NHK短歌 あなたへの手紙 かなたへの手紙 題「おめでとう/おしあわせに」https://t.co/GasdHo8b3e
あしたは枡野さんと牟田さんのNHK短歌。観なければ。
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![仁尾智(におさとる)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124349/profile_835781cef4c6138241cd620dcfd26398.jpg?width=600&crop=1:1,smart)