距離を取る
2022.02.24
原稿提出
2月末が締切の雑誌原稿を提出。原稿の締切に一度も遅れたことがないのだけが、僕の自慢です。
夙川ネコアツメ展2022
サイン本、まだあるみたい。2/27までです。
サイン本、余ったら文フリ東京で販売することになりそう。
ねこ自慢再放送
3/2(水)23:00から僕が出演した回の再放送があります。
前回見逃した方はぜひ。僕と妻といわときりが出ています。
《演出のために手書きで短冊に短歌を書いて申し訳ない》
きょう作った短歌
《譲渡日が決まった猫は何回も僕に「元気でな」って言われる》
この短歌、うまくできたな、と思うけど「短歌がうまくできるって、なんだ?」とも思うんだよね。うまくできる必要ある? とか。過不足なく伝わることは大事だと思うから、そういう意味ではうまくできる必要はあるんだけれど。
この短歌は、普通に言うと「譲渡日が決まった猫に何回も『元気でな』って話しかけちゃう」みたいに「僕」主体の能動的な感じになるところを「猫は僕に〜言われる」と受動的にしたことで、少し引いた視点になることがポイント。同じことを言ってても、ずいぶん印象が変わると思う。
猫のことを書くときには、できるだけ「距離を取る」ほうが届くような気がしている。
枡野さんのYoutube
枡野浩一さんのYou Tubeチャンネル「#歌よりも長く」で僕のことを少し話してくれています。猫歌人だから、というわけじゃないでしょうが、偶然22分22秒あたりから。
実際は単行本化した時点では、13年の連載ですね。
『ネコまる』(辰巳出版)という年に2回発売される猫写真投稿雑誌に「猫の短歌」という身も蓋もないタイトルで短歌+写真+エッセイの連載を続けています。現在も継続中で、15年ってことになるのかな。そんな長い年月、連載が続いていることも、それが単行本にまとまったことも、ちょっとした奇跡のように感じます。
冒頭でも書いたけど、締切にだけは遅れないようにしていたことがよかったのだろうか。
きょうのぼくぼく
ぼくぼくの譲渡日まで、あと3日。
「ぼくぼくのことがひと段落ついたら、映画を観に行ったり、イベントに行ったりするんだ」と、さびしさを無理やりポジティブに変換している。
そんなそんな。