品の良い文章✨

美意識って人それぞれ。何を美しいと思うかは千差万別。美人の定義もハンサムの定義も人によって違う。これだけ個性を重んじる今の世の中だもの。たくさんの「美しい」があって当然だ。


文章にも「美しい」と感じるものがある。私は品の良い文章が好きだ。自分はちっとも書けないくせに。だからこそ、目指すところでもある。

品の良い文章は、読んでいてスゥ~~っと浄化されるように感じる。難しい言葉を使っているわけでも、有難い気付きや教訓めいたことを書いているわけでもない。それでも読むだけで確実に気分が良くなって背筋が伸びて視界がパアーッと開けるような感覚になる。いい音楽を聴きながら爽やかな日差しを浴びているような。


文章にはその人の人格が現れる。これは間違いない。そしてその時の心の状態が顕著に現れる。後で読んで「何でこんな言葉を使ったんだろう」と思っても後の祭り。その瞬間の感情があらわになる。でもそれはそれでいいとも思う。その時にしか出せない言葉というのもあるからだ。ヒートアップしているからこそ出てきた言葉はきっとキラキラして新鮮に違いない。

言葉は生き物。だからこそ慎重に扱わねば真意が読み手に伝わらないし誤解を生んだり不快にさせたりもする。

品の良い文章を目指そうと思う。こう公言しておくことで自分へ負荷をかけてより一層はっきりとした指標を掲げる。

書きたいものはエッセイと小説。

これまで生きてきた自分の人生で得られたものを少しでも還元できるような。

読んでくれた人の世界に少しでも新たな喜びやときめきを届けられるような。

明日が今日より少しでも楽しくなるような。


幸いにもこのnoteにはたくさんのお手本がある。尊敬する書き手が山ほどいる。その文章をできるだけたくさん、繰り返し読み、自分にしか書けない文章を書けるようになれたらいいなと思う。

読んでくれた人が「これはverdeの文章だな」と分かるものが書けたら最高だ。

いつの日か。目指すところは決まった。

審美眼を養うために今日もnoteの森を探索しに行こう。




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