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私の周りに溢れる愛について

今日は一日のんびりと自由な時間を過ごしました。
休みの朝はいつもゆっくり起きます。
今朝は8時に目覚めました。布団の中でスマホを開き、色々チェックしているうちに30分経過。タイマーでつけたエアコンが部屋をじゅうぶん温めてくれた頃、のそのそと起き上がります。

数日前に痛めた腰がようやくよくなってきたので、今朝は朝ヨガの時間をいつもより長く30分ほどとって、念入りに身体をほぐしていきます。呼吸法で身体の芯から目覚めさせて気分も爽やかになりました。

朝ごはんはいつもと同じようにポーチドエッグとサラダ、パン(今朝はフォカッチャ)、バナナとブルーベリーソース入りヨーグルト、そしてドリップしたコーヒーにミルクを入れたカフェオレです。

朝ごはんは大好きです。
「朝ごはんは大好き」って言い方はちょっとおかしいかもしれませんが、「朝ごはん」は私にとっては一つのイベントのようなものです。とても楽しみな時間であり、バランスよく美味しくいただくことで身体が喜ぶのです。

丁寧に淹れるコーヒーや、レタスなどの葉物の生野菜を洗ってちぎって、果物の皮を剥いて切って、卵をレンチンして、パンを焼いて、と、結構手間と時間をかけて面倒なのですが、だからこそテーブルに座ってからのゆっくりと味わう時間が愛しくて、朝ごはんは毎朝の欠かせない私の「癒しTIME」となっています。この楽しいイベントのために、毎朝出勤時間の3時間前には起きます。そうでないと、慌ただしくて嫌なんです。

今朝はゆっくりとブランチを楽しんだ後は洗濯や掃除をして、ついついTwitterやインスタやnoteをチェックしているとあっという間にお昼を過ぎていました。

今日はとても楽しみにしていることがあったので、慌てて買い物に出ました。
近所の八百屋で野菜と果物を買い、スーパーへ行ってお肉とワインと卵とパンを買いました。卵の値段が毎日少しずつ上がっていてビビります。昨日は確か1パック228円だったのに、今日は258円でした!もうすぐ300円になるのでしょうか。我が家にとって卵が高級食材になる日はそう遠くないと思います。

買い物から帰って一息ついて、本日のメインイベントに取り掛かります。
今日は私の大好きな作家である村山由佳さんの新刊、「ある愛の寓話」を読もうと思っていました。

人ならざるものとの愛のお話です。それは物であったり、動物であったり、過去の思い出の中に生きる自分自身の思いであったり。それはそれは美しく、ピュアで、切なく、普遍的な愛の形を味わうことができました。

愛というのは得てして人間との間にのみ生まれる物ではないのですね。それはもちろんわかってはいましたが、こうして大好きな作家の筆によって味わせていただくと、自分の周りにあるものへの愛情を改めて思い起こさせてもらえてとても幸せな気持ちになりました。

私は私の周りの愛するものたちに日々癒され、助けられ、励まされ、生かされているのです。今現在、その姿はなくなっている過去のものだとしても、そのものとの思い出の中には愛に溢れた時間がありました。そのことを思い出すだけで心が温かくなり、幸せな時間にトリップすることができます。

愛するものに囲まれた生活をしていることに気づくか否かで、幸福度は違ってくるのですね。


読書を堪能して心が満たされたら、美味しいご飯を作りたくなりました。

私は朝ごはんは大好きと書きましたが、夜ご飯はもっと好きです。
なぜならそこにはワインがあるからです。

ワインは私の人生に最も幸せをもたらしてくれるものの一つです。
毎晩の食事のメニューはワインを美味しく飲むために考えます。
そして時間のある休みの夜はいつもより丁寧に作りたくなります。

今夜はハンバーグを作りました。
付け合わせも考えます。
彩り良いお皿は目にも美味しく、ワインも進みますから付け合わせといえども気を抜きません。
ハンバーグに合わせて彩りよく野菜を添えましょう。

付け合わせから先に作ります。
インゲン豆の筋を一本ずつ丁寧に取ります。
じゃがいもの皮を剥いてカットし、少しの塩を入れたお湯で茹でます。
時短のため、インゲンも同じ鍋で一緒に茹でて途中で引き上げます。

マッシュルームを半分に切って、茹でたインゲンとバターソテーにします。
乾燥ガーリックを振り、スパイスソルトで味付け、最後にだし醤油を香り付け程度に掛けて出来上がり。

ハンバーグは合い挽き肉に塩胡椒し、パン粉、パン粉を湿らせる程度に牛乳、飴色に炒めた玉ねぎ、卵、ナツメグ、乾燥バジルを混ぜて焼きます。

じゃがいもはフォークが刺さる程度に茹で上がったらお湯を切り、空炒りして粉を吹かせて塩胡椒し、パセリを振ります。

ハンバーグのソースは目分量でケチャップ、ウスターソース、中濃ソース、赤ワイン、水少しを混ぜてレンチンします。

ワンプレートに盛り付け、ハンバーグにソースをかけて出来上がりです。
Twitterにもシェアしました。

たったこれだけなのに、一つ一つの工程が愛しくて、料理時間がとても楽しい。私にとっての愛する時間です。

そして、丁寧に作った料理をより一層楽しむためにあるのがワインです。
今夜は濃いめの肉料理なので、ワインは大好きな重めの赤がとても合います。
これぞマリアージュ。至福のひとときです。

パートナーのいない独り身の私は、夜ご飯の時間が自分のための自由時間でもあります。好きなYouTubeを見たり推しのMVを見たりしながら、ゆっくりと好き勝手に楽しんでいます。自分を愛せてるなぁ、と実感するひとときです。

タカーシーさんはどんな風に自分を愛する時間を持っていますか?
愛ってよく考えると、自分の周りに溢れているんですね。

今日も一日よき日となりました。
それではまた。


*アーカイブは下のマガジンから読んでいただけます。よろしければそうぞ。



#交換日記 #ある愛の寓話 #村山由佳 #自分を愛する時間 #料理 #ワイン #エッセイ



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