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何度も入学おめでとう

今日は仕事はお休みでした。
昨晩note仲間のこんちゃんとごはんを食べに行って、ゆっくりお話しできて楽しかったなぁ、なんて思いながら遅い朝ごはんを食べていました。

食後、コーヒーを飲みながらついついTwitterやnoteを読んでいると、あっという間に一時間くらい経ってしまいます。
洗濯物はもうとっくに洗い終わっているし、早く干して部屋の掃除をしなければと気ばかりが急きますが、身体がなかなか動こうとしません。

さてと。重い腰を上げた時、DM欄にメッセージが届きました。
note仲間のゆゆさんから、スペースのお誘いでした。

うん、今日は来ると思ってたよ。
以前からずっとスペースやろうね、と約束していたのに二人の時間が合わず、なかなか実現しなかったんですよね。今日はできるかな?と思っていた矢先にゆゆさんからメッセージが来たのです。

2時間以上、たくさんお話しできました。
タカーシーさんも途中から聴きに来てくださっていましたよね。
ありがとうございました。

色んな話題の中で、“ 人生は何回も同じ失敗や間違いを繰り返しながら、その度に「また入学しちゃったよ」という学び直しを経験する “ という話がありました。

学びや結論を得て、次のステップへと進んだはずが、また同じことを繰り返す。
同じテーマを再度学び直して、また更なる気づきを得る。
今度こそ「卒業だ」と思っていたのにも関わらず、また同じ。
人生とは、いったい何度入学と卒業を繰り返せばいいのだろう。なんてね。

でも、話しているうちに、取り方によってはこのマイナス案件でもある「失敗からの学び直し」を「入学」と捉えることは、実は結構いいことなんじゃないか、という結論に至りました。

「入学」
それはある意味とても前向きな響きで、季節的に「春」を連想させます。
春の学びは、喜びと希望に溢れるイメージと重なります。

いいんじゃないでしょうか。何回入学しても。
学び直すたびに、きっとまた新たな発見がありそうですし、おさらいする事で、もう一度大切なことを心に刻む。

理解していたつもりでも、自分の性格や思考癖によって、また同じところをぐるぐると回ることは結構よくあることだと思います。その度に反省して落ち込むだけじゃなくて、再入学して学べるチャンスだと思えば、その失敗が前を向くためのきっかけとなる。

何度も繰り返すことを恐れない。そして自分を責めない。
そもそも、失敗なんかじゃないのかもしれません。
自分の都合の良い解釈、ということではなく、つまづきや衝突や脱線やしくじりを一つの「経験」と捉えれば、それが今はマイナスだと感じるとしても、再入学して学び直すことで更に深く掘り下げ、広い思考や高い視座を獲得することができたら、それは長い人生の中の一つのステップアップに過ぎないんじゃないかなと。

ゆゆさんがおっしゃっていた言葉が印象的でした。
「それを『ポジティブ思考』というのではなくて『入学』と捉えるところがいいな」

そうなんですね。「ポジティブ思考」は場合によっては私もちょっとしんどいな、と思う時があります。失敗やつまづきを、まるでなかったことにして前を向く、顔を上げてひたすら上を目指せ、というような無理矢理感、とでも言いましょうか。
そうじゃなくて、失敗という貴重な経験を持って再度学びの門をくぐる、というところに価値があるような気がするんです。

全てにおいてポジティブが良いことだとも思いませんしね。
痛みや傷をもって初めて理解できる、共感するということも人生には多々あります。その痛みや傷が、人への思いやりにつながることはここでわざわざ説明しなくてもわかりますよね。そういうことだと思います。

2時間半、話し始めるとあっという間でした。
自分の中の思いを言葉にすることって、普段の生活の中には案外少ないんです。
いざしようと思ってもサッと言語化できるかどうかはわかりませんしね。
だからこそ、こんな時間はとても貴重なんだなと思いました。
そして聴いて下さっていたリスナーさんからのリプライがとても嬉しかったです。

それは私たちの話の中に、きっとご自分の経験にも思い当たる節があったからだと思います。思いを巡らせ、感想を言葉にすることでまた新たな気づきとなる。
嬉しいことですね。


もうそろそろ、桜が咲き始めますね。
嬉しい入学の季節がやってきます。
またお話ししましょう。できればリアルで。


タカーシーさんのフランス語講座は、少しずつ理解するには最適なスピードですね。いつもありがとうございます。
それではまた。


*アーカイブは下のマガジンから読んでいただけます。よろしければどうぞ。

#交換日記 #入学 #思考癖 #失敗 #経験 #捉え方 #エッセイ





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