note復活。ご無沙汰しております。
ひと月ぶりです。
こうも間が開くと、何をどう書き始めていいのかわかりませんね。
ええと、コロナになりました。
そして、気づいたことがあります。
私は昨年の12月にも実はコロナに罹っていたのだと。
そして、昨年罹った時の方が重症だったと。
今回、2回目に同じような症状で苦しんだことでようやく実感しました。
あれはコロナだったんだ。
確かに、普通の風邪とは全く違っていました。
前回も今回も、もらった場所は自分の中でハッキリしています。
前回は免許証の更新で行った自動車教習所。
今回は健康診断に赴いた検診センター。
不特定多数の人々が入り混じる場所です。
もちろんその日はマスクをしていました。そして健康体でした。
しかしやはりああいった場所は要注意です。罹患していても無症状の人もたくさんいたのだろうなと思います。
そう、コロナはその人によって出方が全く違うのです。そして変化し続けているコロナウイルスによってもその時々で違った症状が現れることがわかりました。
私の場合、2回それぞれ違います。
前回罹った時、教習所で免許の更新をして帰宅後、数時間で最初の症状が現れました。
ピタッと喉に何かが張り付いたような感覚があり、咳が止まらなくなったのです。
ゲホゲホゲホゲホ、何度うがいしても水を飲んでも収まりません。小1時間苦しんだと思ったら、なぜかピタッと止まりました。
何だったんだろう?と不思議に思いながらも咳が止まってホッとして、その夜は普通に食事をし、毎晩楽しみにしているワインを飲んで特にいつもと変わりなく寝ました。
次の日、朝から頭痛。こめかみ辺りがズキズキと痛くて喉もいがらっぽい。
これはいかんと、仕事に向かう前に病院へ。その時、病院で測った熱は36.3℃でした。その当時、喉の風邪が流行っていたこともあり、抗生剤と喉の炎症や咳を抑える薬を処方されました。
この時、コロナの検査をしていたら陽性反応が出ていたのかどうか、いまだにわかりませんが、結局検査なしでした。
その日一日、頭痛と喉の痛みが続き、その夜から熱が出ました。
そして翌日から5日間、仕事を休みました。
コロナだとは疑いながらも自分でもよくわからないまま、とにかく熱と頭痛と喉の痛みが半端なく、咳をすると胸が痛い。血痰が出て「これはきっとコロナだ」と確信に近いヤバい感覚がありました。
とにかく、寝ても苦しい。起き上がってもしんどい。自分の身体をコントロールできないのです。どの姿勢が一番楽でいられるか。それを探し当てるのに苦労しました。熱があってしんどかったら寝てればいい、と思うのですが、上向きに寝ると肺が苦しくて呼吸がしにくいし頭も気持ち悪い。三半規管と自律神経がグチャグチャに具合が悪い、という感じです。本当に地獄。とにかく苦しい。
結局、5日間ごとに違う抗生剤を処方されて飲み続けましたが一向に良くなる気配がなく、市販の咳止めも効かず、最後は左のリンパ腺が腫れてしまい、耳鼻科へ行きましたがそこでも同じような抗生剤と咳止めを出されて、結局一ヶ月間抗生剤漬けでした。今から考えるとこれも良くなかったのでしょうね。ウイルスには抗生剤は全く効かないばかりか、自分の持っている免疫機能を弱めていたような感覚があります。
咳の症状が治まってきたのはひと月を過ぎた頃です。それでも少し早歩きをしたりすると心臓がバクバクして呼吸が苦しくなる、いわゆる後遺症はその後半月ほど続きました。コーヒーを飲んでもバクバク。もちろんアルコールもだめ。苦行以外の何ものでもなったです。
不幸中の幸いは、家族を含めて周りの人誰にも移さなかったこと。これは2回目の今回も同じです。症状が出てからの5日間は家で寝ていましたが、それでも心配でした。接客業なので特に高齢のお客様に移らなくて本当によかったと思います。
2回目の今回は喉が痛くなって次の日に突然声が出なくなりました。これでは仕事ができないと病院へ行って検査をしたら陽性反応が出ました。
咳はほとんど出なかったので胸の苦しさは前回に比べ物にならないほどにマシでしたし、熱も37℃まで行くかいかないかの微熱でしたが、それでも普通の風邪とは全く違いました。やはり頭痛と三半規管の具合の悪さ、めまいや後頭部辺りの詰まった感じ。そして字を読んだり音楽や音声をイアホンで聴いたりがとても苦痛に感じました。これは何とも言い難い気持ちの悪さで、これまであまり経験のない辛さです。無音でただ寝て過ごすしかない。しかも、良くなったと思ったら翌日また具合が悪くなる。平熱に戻ったと思ったらまた微妙に上がってくる。
「快方に向かう」という感覚が得られない恐怖。一体このまま私の体はどうなってしまうんだろう?と不安に襲われます。今回軽症だったにも関わらず、こんなふうになってしまうのですから、このまま鬱に突入してもおかしくないなと思いました。この心理的重圧や不安感のようなものもコロナの大きな特徴だと思います。そんな中、唯一の心の支えとなったのが我が推しの新曲発表でした。病の床に着きながらも、このタイミングで新曲MV公開に生きる希望をいただきました。
推しは最強。推しは希望。
風くんが愛の伝道師となって人々を幸せのワンダーランドへと導きます。
私の魂を救った風くんの素晴らしい新曲を皆様にもお届けします。
風くんとともに忘れてはいけないのが娘への感謝の気持ちです。(息子もいっぱい心配してくれてありがとう&ごめんね)
娘は自分の仕事時間を調整しながら家事全般はもちろん、買い物や食事の世話を全て担ってくれて、本当に助けてもらいました。
しかしその娘曰く、「かーちゃん超人説」だそうで、いかに普段かーちゃんがすごいかをこの数日間で思い知ったのだそうです。まぁ、母親はどの家庭もそれがデフォだからね。仕事しながら家事育児。世のかーちゃんの皆様本当に偉いと思う。うん、確かにかーちゃんは超人だ。
今回は発症から10日目に仕事復帰し、それから一週間が経ちましたが、まだ微妙にすっきりしない感じがあります。味覚がおかしい。だるさが抜けない。これはもう仕方がないでしょう。徐々に身体を動かしながら慣らしていくしかないと思います。そう、具合が悪いからと言ってずっと寝ていてもますます具合が悪くなるんです。これは自律神経の乱れによるものだと思います。暑さに挫けそうになりますが、しっかり汗をかいて身体を動かした方が調子が戻ってくる感覚があります。これは私の場合ですが。
とにかくもう二度と罹りたくない。マジで皆さんもお気をつけください。
この暑さですが、去年も8月9月に感染者数が爆上がりしていましたのでマスクは必須です。コロナを舐めてはいけません。
ようやくこうして書くこともできるようになって、まずは安堵しました。
全く書く気力を喪失していたので、今日はここまで書けてよかったです。
ツイッタの方にはたくさんの心配メッセを頂いてありがとうございました。
皆様に励まされて本当に力になりました。感謝申し上げます。
健康第一。健康でなければ何事も楽しくありません。
そして、当たり前のことがいかに幸せであるか。
今回身に染みて実感した次第であります。
まだまだ厳しい暑さは続きますが、皆様どうか引き続きご自愛くださいませね。
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