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I feel loved, I feel so special
私は気づいたことがある
それはもう 突然に
だから慌ててここに書き記す
(ポエマーモード発動)
私はここ数年、いつも一人だった
友達ならいる
だけどただ楽しいだけの友達で
心の奥深くにある悩みを打ち明けられる友達はいない
海外にいた時なんてそれはもう孤独の極みで
友達もたくさんできたけれどその場で楽しく遊ぶだけの友達
仲良くなってもすぐ帰国してしまう
そしてどこにでも彼氏がついてくる
友達と遊ぶにも彼氏がついてこようとする
だから友達の彼氏がいろんなところに連れていってくれたり
友達を紹介してくれたりするんだけど
二人が運転席・助手席に座り私はいつも後部座席に一人
家に帰れば同居している新婚夫婦が二人で仲良く日本のドラマをみている
(チャイニーズアメリカンの旦那がみたがるらしい)
私はその横で一人で夕食を作って一人で黙々と食べる
今も、友達は半分以上が結婚している
もしくはしていなくても彼氏がいる
家族でいても
父には母がいて母には父がいて
姉は旦那の待つ家に帰る
私は一人で「おかえり」のない家に帰る
そして私はいつだって家族以外の、自分で見つけた特別な存在がほしかった
その中で唯一の光である親友
私にとって彼は好きとか嫌いを超越した存在である
私は彼を大切に思っていること
彼としょうもない話をしている時間が好きだということ
これからも仲良しでいたいと思っていること
全部伝えているけれど
彼は何も言わない
だから彼にとって私はその程度だと思っていた
すごく寂しかった
私はいつだって2人+1の1のほう
私が特別に思う人には特別に思われていない
私は誰の特別にもなれない
だけど最近ふと気付いたことがある
彼にとっても私がどれだけ特別かということに
本当にふと閃いた
週に何度も電話してくること。
「男女の友情なんてないと思ってる」と言いながら
私とは10年以上友達でいること。
私を「パートナー」と呼んだこと。
私には他の女の子みたいに気をつかってくれないこと。
そして私自身も好き放題わがままが言えること。
半年以上連絡を断っても、一瞬で元どおりの仲になったこと。
それが何を表すか、気が付いた
彼にとっても私はじゅうぶん特別な存在だった
「彼は私のことなんてなんとも思ってない」
それは私の勝手な決めつけ
自分でそう思い込んでいただけで
きっと彼にとっても私は特別だったのだ
私は君が私を特別に思ってくれるから大丈夫
私は一人じゃない
だから私は安心してどこへでも行ける
たとえ君に別のパートナーができても
私に別のパートナーができても
私にとって君は特別
君にとっての私も特別
いつだって私たちはこの世知辛い世の中を共に生きる戦友なのだ
いつだって私たちはお互いの傷を舐め合うパートナーなのだ
弱々末っ子かまってちゃんコンビなのだ
だから大丈夫!
よし!