満天の星を探そうとも空は見ない
なぜかハイになって食後にダンスまでした昨日、
久しぶりに昔10年以上に渡って好きだったバンドの音楽を聴きながらお風呂に入った。
当時の気持ちを色々と思い出して、エモい気持ちになった。
昔、10代から20代前半の私はよくも悪くも好き嫌いがはっきりしていて、
好きなものは好き!嫌いなものは嫌い!と思っていて
嫌いなものや受け入れ難いものがたくさんあったけどそれと同時に大好きなものがたくさんあった。
30歳を過ぎた今、大人になってそこまで嫌いなものはなくなった。
昔の自分を思うと、「そんなに毛嫌いせんでも…」と思う。
昔はとにかく全力で生きていて、その分傷もダイレクトに受けて
今でも傷跡として残っているものもある。
今は大人になって、「楽に生きる」「力を抜く、頑張らない」ということを学んだ。
ストレスはずいぶん減って、平和に生きられるようになった。
だけどその裏で、がむしゃらに全力で生きていたエネルギーや
私はこれが好きだ!という熱意、それらは今の私には見当たらない。
どこで落としてきてしまった?
考えてもわからないけど、ひとつわかることは
人生の充実のためには、時に無理することも必要ということ。
今の生活は楽ちんでゆるやかな日常だけど刺激がない。
つらいことも少ないけれど、特別楽しいこともない。
それでいいのか?
よくない!
あの頃のエネルギーを取り戻したい!
じゃぁどうしたらいいか?
それはこれから考える。
ちょっと聴いただけでそれだけの考えを巡らせてくれる、
「音楽」というものはやっぱりすごい。
と思った秋の夜でした
(これを書いているのは朝)
(しかも書いてから下書き保存して一週間過ぎた)