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【読書メモ】を綴じたもの

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【読書メモ】がたまってきたので、マガジンとして綴じておくことにしました。どうでもいいですけど「玉子でとじたもの」も好きです。
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#コラム

【読書メモ】メキシコ先住民女性の夜明け

『メキシコ先住民女性の夜明け』ギオマル・ロビラ著、柴田修子訳、日本経済評論社、2005年。 …

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『予告された殺人の記録』:アンヘラ・ビカリオの観点からの考察

※本稿は、2014年に作成したものです。 作品の要旨『予告された殺人の記録』(以下、『記録』…

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【読書メモ】隣のアボリジニ:小さな町に暮らす先住民

『隣のアボリジニ:小さな町に暮らす先住民』上橋菜穂子著、筑摩書房、2010年。 文化人類学者…

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ラテンアメリカで大切なことはすべて『マファルダ』から学んだ

ちょっと言い過ぎ感もあるタイトルですが、でも、どうしても『マファルダ』のことを書いておき…

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『ブルシット・ジョブ』とトイレの清掃員

デヴィッド・グレーバーの『ブルシット・ジョブ』を読んで【読書メモ】を書こうと思ったのだけ…

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【読書メモ】かくれた次元

『かくれた次元』エドワード・T・ホール著、日高敏隆・佐藤信行訳、みすず書房、1970年。 米…

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【読書メモ】コロンビア商人がみた維新後の日本

『コロンビア商人がみた維新後の日本』ニコラス・タンコ・アルメロ著、寺澤辰麿訳、中央公論新社、2019年 明治時代の日本を訪れたコロンビア商人の旅行記(原著:Recuerdos de mis últimos viajes; Japón、1888年)を邦訳した書籍。僕は、当時の日本をコロンビア商人がやってきていたという事実はまったく知らず、それだけで読んでみたいと手に取りました。コロンビア人が日本について書いた初めてのものだそうです。 著者は、ニコラス・タンコ・アルメロ(Ni