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徒然ではない図書館司書~来館者編① 赤子を連れた幼女の巻~

とにかくもう、図書館に勤めてから色々な人間に会った。

その中でも印象に残っている出来事と来館者に関しては、この来館者編に記す。

その日、時間がきて私は児童フロアの貸出カウンターに移動した。

2階から1階へと続く階段から見える、児童フロア。なんでこんな建築物を許したのか、本当に理解しがたい。

夏は暑く。冬は寒い。洒落にならん。

そして、一階の視聴覚のブースに子供が座っているのが見えた。

視聴覚ブースは、他は知らないが、私の勤めてるところは親…特に母親が井戸端会議をしたい、もしくは自分の本を選びたいゆえに、子供にアニメを見せて放置する、というのが99%であった。

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