幸せ感度を爆上げする方法
「誰も僕のことを認めてくれない!」10年後ぐらいにお年頃になった息子がそんな事を言っていたら、どうしようかと脳内妄想をしていた。
分かるよ、分かる。パパにもそんな寂しい時がたくさんあった。もうそれはそれは惨めで、誰も信じられなくて、いつも緊張していた。
でもね、振り返ったら1つ分かることがある。
それは、「自分の事を認めてくれない」、とか言っちゃう時って結構自分勝手になっている時ってことだ。あんまり人のことを愛していない時ってそんな風に考えてしまうんだ。
とても逆説的だけど、
そんな自分勝手モードの時は、人のために何かをするといい。
思いっきり、その人に何かを与えるといい。
それは愛情でも、親切さでも、お金でも、なんでもいい。その人のためになることをすればいい。見返りは求めないほどいい。
そして、その人のために真剣に悩むといい。
「おせっかいかな」、「こんなことして意味あるのかな」、とかいっぱい悩むといい。
しかし、精一杯悩んだ挙句に君が相手にしてあげたことは、もしかしたら相手は受け取ってくれないかもしれない。相手のリアクションは、あなたが期待するものとは違うかもしれない。
それは、君があげた愛情の形が、相手が欲しがっている愛情の形とは違うから、あなたの愛情に気づかないからなんだ。
相手はもしかしたら、単純にほめて欲しいのかもしれないし、すごいと言って欲しいのかもしれない。ただ一緒にカラオケに行けたらよかったのかもしれない。
ともかく、自分の愛情や思いやりが空振りすることなんて、めちゃくちゃ沢山あるってことに気づくだろう。
でもね、それがギフトなんだ。
なんでギフトかって、
「あれ?もしかして僕が誰かにしたのと同じように、僕に愛情をくれてた人って実はたくさんいる?」と気づくからだ。
愛情や優しさを『自分の好みに合わないから』『欲しい愛情の形とは違うから』という理由で、受け取ってなかった、気づいてなかっただけなんだと急に分かる時が来る。
君の欲しいものではなかったかもしれないけど、沢山の人が君を喜ばせようとしてくれたんだよ。
もう、それを知ったら、急に安心するよ。
だから、
特に辛い時には、とても勇気のいることだけど、誰かのために何かをしてみよう。
さあ、幸せ感度を爆上げしよう。
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