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「インタビューさせてください」には気をつけろ

これから事業を始める人、士業でこれから独立する人へ【ひよこ喰わない】noteをお届けします。

オフィスに一本の電話がかかってきます。

「貴社の代表にインタビューをさせていただきたい」
「インタビューは弊社のメディアで掲載します」

経営者のインタビューを掲載しているwebメディアらしく、インタビュー記事を掲載したいということらしいのです。

おぉ、なるほど
目標やビジョンを発信するわけですね
悪くないですねぇ~
PRにもなりそうだし・・・

┃インタビュー商法

今回のテーマは【インタビュー商法】です。

出版商法と同じく詐欺的なものではないようですがPR効果や宣伝効果がどの程度、見込めるかは不明ですので、やるかやらないかは自分でよく考えるようにしてください。

経営者向けのインタビュー企画では、仕事を楽しんで目標に向かっている人の生の声を経営者やビジネスパーソン、専門分野で活躍する人に届けるといったコンセプトらしいです。

┃結局、お金払ってくださいって話

【インタビュー商法】も結局は、取材商法や出版商法も同じで「インタビューさせてください」「でも、お金はそちらが払ってください」というものです。

一般的なイメージだと「インタビューさせてほしい」「取材させてほしい」「出版しませんか」なんて電話が来たら自分がお金を払う側になるなんて思わないですよね?

しかし、そういう商法は多いです。

「掲載料がかかる」「費用の協力をいただきたい」なんて言われたら、すぐに依頼を受けずにそのメディアの名前をインターネット検索してみると良いでしょう。

┃こんな検索結果が出てきたら要注意

メディアを検索してみると同じような連絡を受けたという話が無数に出てくるでしょう。

ピークをすぎた、最近テレビで見なくなった芸能人や引退したスポーツ選手のお小遣い稼ぎ・・・なんていうコメントもあったりなかったり。。。

┃本当に効果はあるのか

「弊社のメディアは月間○○万PVです」なんて言われても私自身、そのメディアを見たこともないですし、検索で出てきたこともありません。

取材商法の雑誌だって、いまだにどこでも見たことはありません。

「こんなメディアに取り上げられました!」
「雑誌に取材されました!」

なんて、自分でPRするなら良いかもしれません。

(ただし、「あっ、あの取材商法の雑誌だ・・・」なんて思われてしまうかもしれませんが・・・)

┃まとめ

「インタビューさせてください」という言葉に舞い上がるな!
「有名でも無いのにいきなりインタビューなんてされない」と思え!

この2つをお伝えして今回は、終わりにしたいと思います。

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