
『世界一幸せな洗濯』が我が家に
『世界一幸せな洗濯』って、皆さんご存じですか?
赤ちゃんを迎える準備の一つ『水通し』のことだそうです。産着などの化学物質を除去して、デリケートな赤ちゃんの肌を守るために、出産前に衣料品などを水で洗っておきます。
最近では#(ハッシュタグ)を付けてSNSで発信する人がかなり増えていますが、恥ずかしながら全く知りませんでした。
我が家の居間にはその洗濯物が並んでいます。赤ちゃんの洗濯物が並ぶのは、何年ぶり、いや何十年ぶりでしょう。確かに、眺めているだけで幸せな気持ちになれるものです。
私はこのnoteで『こうのとりのゆりかご』や『内密出産』について何度も取り上げてきました。その際『望まない妊娠』という表現を使うことがあります。『妊娠や出産を知られたくない権利』にまで言及したことがあります。そんな環境に置かれた女性が少なからずいることも現実です。だからこそ、ゆりかごや内密出産などが必要ともされています。
そんな女性にとっては「世界一幸せな洗濯」など聞きたくもないのかもしれません。
不快に感じるだけなのかもしれません。
ただ一方では、妊娠や出産を喜びと受け入れ、誰もが出産を希望するような社会的環境を整える必要があります。その目的は、決して少子化対策などといった数の問題ではなく、新たな生命の誕生の瞬間に立ち会えること、しかもその子の成長に携われることを、何ものにも代え難い尊い経験と感じる、そんな人たちが増える環境を整えていくことが目的です。
言うまでもなく男性は妊娠や出産は経験できません。
妊娠は喜びだけでなく不安も伴うもの。ましてや出産は命がけです。
男性は、喜びだけでなく不安をも分かち合い、痛みは分かち合えませんが、寄り添い、励ますことはできます。
我が子のときにできなかった罪滅ぼしの意味がかなり込められています。
洗濯物を眺めながら、初孫に会える日がとても待ち遠しく感じられる今日このごろです。